「上申書殺人事件」の版間の差分

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死刑判決を受けて上訴中だった元暴力団組員の被告人が、自分が関与した複数事件(殺人2件と死体遺棄1件)の上申書を提出。元暴力団組員が「先生」と慕っていた不動産ブローカーが3件の殺人事件の首謀者として告発された。元暴力団組員に取材を続けていた雑誌『[[新潮45]]』が[[2005年]]に報じたことによって、世間から大きく注目されるようになり、「先生」が関与した1つの殺人事件について[[刑事事件]]化した。
 
元暴力団組員は「先生」との共同殺人のあと、自分を騙した男性1人と、その関係者の知人女性1人を殺害。関係者を含めた3人を被害女性とともに負傷させ部屋を放火するという'''宇都宮監禁殺人事件'''という別事件で上記の判決を受けていた。
元暴力団組員が上申書で告発したきっかけは、「先生」が首謀した殺人事件の報酬を受け取る約束が、直前に別の刑事事件で逮捕・長期勾留されたことで「先生」に反故にされたこと、世話を頼んだ舎弟が自殺した際に舎弟の財産が「先生」の手により処分されたことであった。
 
元暴力団組員が上申書で告発したきっかけは、「先生」が首謀した殺人事件の報酬を受け取る約束が、直前に別の刑事事件で逮捕・長期勾留されたことで「先生」に反故にされたこと、世話を頼んだ舎弟が自殺した際に舎弟の財産が「先生」の手により処分されたことであった。上申書の中では「先生」や監禁殺人事件の共犯者となる舎弟だけでなく、「先生」同様逮捕を免れた別の舎弟2人(うち一人は元土木作業員)や死亡者の家族も事件の共犯として名前が挙がっていた。
 
== 上申書の事件 ==
告発されていた3つの殺人事件の内、日立市ウォッカ事件が[[保険金殺人]]として刑事裁判となった。
 
裁判の結果、首謀者である「先生」は無期懲役、死亡現場に立ち会った元暴力団組員は懲役20年(別事件で死刑確定)、元組員の舎弟3人は不起訴(いずれも別事件で12年~無期の懲役)、保険金殺人の依頼をした死亡者家族3人に懲役13~15年が言い渡された。また、死亡保険金が振り込まれた口座を不正開設した詐欺罪で死亡者家族2人が懲役1年執行猶予3年となった。
 
また、事件捜査中の2006年12月31日に、殺人事件の依頼を仲介したとされる工務店経営者(当時52歳)が交通事故死している。
 
==関連項目==
*[[凶悪 (映画)]] ……『凶悪 -ある死刑囚の告発-』の映画化。
 
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