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史跡・名所
道徳教育
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== 概要 ==
[[増鏡]]や[[太平記]]に記された、[[北条時頼]]が[[執権]]を退いた晩年に諸国を遊行した伝説から派生した筋書きだが、原典にはこの話の記述はない。早くから人形[[浄瑠璃]]や[[義太夫]]に翻案され、[[元禄時代]]には[[近松門左衛門]]が題材にして「最明寺殿百人上﨟」を書き、[[享保]]期には「北条時頼記」が大当りをとっている。歌舞伎では[[中村座]]の「女鉢木三鱗」、江戸[[市村座]]の「鉢木大鑑」等々の演目に取り入れられて人気を呼び、誰でも知る有名な話になった。また大正期から昭和初期にかけて使用された[[尋常小学国語読本]]・巻十にも「鉢の木」が掲載されていた。
 
栃木県の小学校では現代でも[[道徳教育]]の題材として用いられており、相手の立場に立った考え方や、親切心、思いやりの心を育むことをねらいとしている<ref>『「教え育てる道徳教育」指導資料 ふるさと とちぎの心 栃木県道徳教育郷土資料集(小学校高学年編)教師用指導書』7 - 8ページ。</ref>。
 
== 内容 ==
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* 木本誠二著『謡曲のふる里』[[鹿島出版会]]、1968年。
* [[月岡耕漁|耕漁]]画『[{{NDLDC|1881032}} 能樂圖繪 前編 上]』松木平吉、1901年。
* 『[http://www.pref.tochigi.lg.jp/m04/education/gakkoukyouiku/shouchuu/doutoku.html 「教え育てる道徳教育」指導資料 ふるさと とちぎの心 栃木県道徳教育郷土資料集(小学校高学年編)教師用指導書]』[[栃木県教育委員会]]事務局学校教育課、2015年。
 
=== 関連文献 ===