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== 概要 ==
日本では、羊の飼育そのものが近代に入るまで普及しなかった為、羊肉の利用も[[牛肉]]、[[豚肉]]や[[鶏肉]]に比べると少ないが、[[明治|明治時代]]に養羊が奨励された[[北海道]]では常食となっており、関東でも常食化してきている。 世界では地中海料理、[[アフリカ料理]]、[[中東]]料理、[[南アジア]]料理、そして[[中華料理]]において、大きな特徴となっている。日本では主に[[ジンギスカン (料理)|ジンギスカン]]、[[しゃぶしゃぶ]]、[[カレー_(代表的なトピック)|カレー]]、[[ロースト]]、[[ステーキ]]といった食べ方が好まれる。また[[漢方]]では体を温める作用があるとされており、[[北海道]]、[[中華人民共和国|中国]]北部、[[モンゴル国|モンゴル]]といった寒さの厳しい地域で好まれているが、暖かい[[台湾]]でも羊専門料理店がある。肉質について、ラムはマトンよりも柔らかく、マトンはラムよりも風味豊かな味わいがある(悪く言えば、獣臭が強い)と言われる。マトンは[[魚肉ソーセージ]]のコク出し用の加工用原料としても利用されている。独特の臭いがあるため、苦手とする人もいる。マトンの独特の匂いに大きな役割を果たしているのは4-メチル[[オクタン酸]]、4-メチル[[ノナン酸]]、4-エチルオクタン酸の3種の分岐鎖脂肪酸である<ref name="WatkinsKearney2014">{{cite journal|last1=Watkins|first1=P.J.|last2=Kearney|first2=G.|last3=Rose|first3=G.|last4=Allen|first4=D.|last5=Ball|first5=A.J.|last6=Pethick|first6=D.W.|last7=Warner|first7=R.D.|title=Effect of branched-chain fatty acids, 3-methylindole and 4-methylphenol on consumer sensory scores of grilled lamb meat|journal=Meat Sci.|volume=96|issue=2|year=2014|pages=1088–1094|doi=10.1016/j.meatsci.2012.08.011}}</ref>。
 
== 名称 ==