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{{Infobox Musician <!--
| Name = スティーヴィー・レイ・ヴォーン
| Img = Stevie Ray Vaughan, 1989.jpg
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| Instrument = [[ギター]]<br/>[[ヴォーカル]]
| Genre = [[ブルース]]<br/>[[ブルース・ロック]]
| Occupation =
| Years_active = 1975年〜1990年
| Label = [[エピック・レコード]]
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| Notable_instruments = [[フェンダー (楽器メーカー)|フェンダー]]・[[ストラトキャスター]](ナンバー・ワン)
}}
'''スティーヴィー・レイ・ヴォーン'''
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第7位、2011年の改訂版では第12位。
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スティーヴィーは主に[[フェンダー・ストラトキャスター]]を愛用した。
==== ナンバー・ワン ====
最も有名なストラトキャスター「ナンバー・ワン」は、彼がそれまで使用していた黒いストラトキャスターの修理を頼みにオースティンのレイズ・ミュージック・エクスチェンジを訪れたところ、壁に展示されていた中古のストラトキャスターに一目惚れして、交換して入手したものである。元々は[[クリストファー・クロス]]がこの店に下取りに出していた個体であるという。彼が入手した当時の仕様は1963年製の[[ハンノキ|アルダー]]・ボディ、ネックは1962年12月製のDサイズで[[ローズウッド (木材)|ローズウッド]]指板のラウンド貼り、ピックアップは1959年製、ピックガードは白であった<ref>[http://www.fender.jp/artist/detail.php?aid=fa_0078 スティーヴィー・レイ・ヴォーン・ストラトの真実]</ref>。
その後、ピックガードは[[ホログラム]]ステッカーを切り出した"SRV"のロゴが貼られた黒いピックガードに交換され、最終的にはSRVのロゴを溝状に刻んだ、後にシグネイチャーモデルとして発売される物と同じ書体のロゴが奢られたピックガードに交換された。フレットは彼が「ベースフレット」と呼んでいた[[ジム・ダンロップ]]社のいわゆるジャンボフレットである6100番に打ち替えられた。トレモロユニットも左利き用のものへと換装された。ペグはオリジナルのクルーソン社製から、金メッキが施された
当初のネックはフレット打ち替えの際に指板を削正(弦の張力や湿度変化などで歪んだ指板面を削って整形すること)出来る限界に達した為、1989年に同じくSRV所有であったストラトキャスター
スティーヴィーの没後、このギターが彼の棺に納められたという情報が一時流れたが、まったくのデマである。
==== レニー ====
彼の遺したギターは1980年代のシャーベル社
==== その他 ====
この他、ストラトキャスターでは、イエローホワイトのボディに、当時のギターテクニシャンであるルネ・マルティネス
テキサスにあるギターショップ"Charley's Guitar Shop"のチャーリー・ワーツ
ビリー・ギボンズから贈られた"Hamiltone"は同ブランドを起こしたジェイムズ・ハミルトンなる人物が製作したストラトキャスタータイプで、ボディが木目が美しい[[カエデ|フィギュアドメイプル]]をボディとネックに使用したスルーネック構造のギターで、"Could'nt stand the weather"のビデオクリップでも登場したギターである。[[黒檀|エボニー]]製の指板にはパールでスティーヴィーの名前の[[象嵌|インレイ]]が施され、ボディとネックの外周にバインディングが施された豪華なギターである。太目のネックと張りのあるトーンがとても気に入っていたようで、ステージでは"ナンバー1"とこのギターがメインギターとなっていた。プレゼントされた当初は[[EMG]]のアクティブサーキット付きピックアップが使用されていたが、EMGの独特の癖がある音が気に入らなかったのか
この他にも[[ギブソン (楽器メーカー)|ギブソン]]・[[フライングV]]
彼はこれらのギターに一弦が.013から始まるかなり太い弦を張り、
=== アンプ ===
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=== トリビュート・ストラトキャスター ===
2004年に[[フェンダー・カスタム・ショップ|フェンダーカスタムショップ]]がトリビュート・シリーズ第1弾としてスティーヴィー・レイ・ヴォ−ン「ナンバー・ワン」ストラトキャスターを100本製作した。マイク・エルドレッド
2007年にクリスティーズでギターセンター社が$623,500で落札した「レニー」を、ギターセンター社企画でフェンダーカスタムショップがスティーヴィー・レイ・ヴォ−ン「レニー」ストラトキャスターを製作した。ヘッドに入ったクラッキングや、ブリッジ後方に施されたインレイ
== 影響を受けたギタリスト ==
スティーヴィーが影響を受けたギタリストとして真っ先に挙げていたのが、兄[[ジミー・ヴォーン]]である。他は[[アルバート・キング]]、[[ヒューバート・サムリン]]([[ハウリン・ウルフ]]のバンドで活躍したギタリスト)、ラリー・デイヴィス、[[ライトニン・ホプキンス]]、[[アルバート・コリンズ]]らのブルース・ギタリストたちもあげている。またブルース・ロックの[[ジミ・ヘンドリックス]]、[[ロニー・マック]]からの影響も顕著である。
ジャズ系のギタリストでは、「[[ケニー・バレル]]、[[グラント・グリーン]]なんて大好きだから。[[ジャンゴ・ラインハルト]]もだね。それに、もちろん、[[ウェス・モンゴメリー]]も。」と、何人かの名前を挙げていた(「ザ
== ディスコグラフィ ==
=== オリジナルアルバム ===
* テキサスフラッド~ブルースの洪水 - Texas
* テキサスハリケーン - Couldn't Stand the
* ソウル・トゥ・ソウル - Soul to
* イン・ステップ - In
* ファミリースタイル - Family
=== ライヴアルバム ===
* ライヴアライヴ - Live
* ライヴ・アット・カーネギーホール - Live At Carnegie
* イン・ザ・ビギニングIn The
* イン・セッション
* ライヴ・アット・モントルー1982&
* Live in
=== コンピレーション ===
* ザ・スカイイズクライング
* グレイテスト・ヒッツ - Greatest
* ザ・リアル・ディール:グレイテスト・ヒッツ Vol.2 - The Real Deal: Greatest Hits Volume
* ブルーズ・アット・サンライズ
* S.R.V.
* エッセンシャル・スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル - The Essential Stevie Ray Vaughan And Double
* マーティン・スコセッシのブルース -
* ザ・リアル・ディール:グレイテスト・ヒッツ Vol.1 - The Real Deal: Greatest Hits Volume
* SRV仕事集 - Solos, Sessions &
=== 映像作品 ===
* プライド・アンド・ジョイ - Pride And
* ライブ・アット・エル・モカンボ - Live At The El
* ライブ・フロム・オースチン・テキサス - Live From Austin,
* ライヴ・アット・モントルー 1982&1985 - Live At Montreux: 1982 &
* Live In
== 来日公演 ==
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== 脚注 ==
{{Reflist|2}}
== 外部リンク ==
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* [http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/ES/StevieRayVaughanDT/index.html Sony Music Online Japan : スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル]
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:うおおん すていいういいれい}}
[[Category:アメリカ合衆国のギタリスト]]
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[[Category:グラミー賞受賞者]]
[[Category:ロックの殿堂入りの人物]]
[[Category:航空事故死した人物]]
[[Category:1954年生]]
[[Category:1990年没]]
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