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最大種は[[オオアルマジロ]]で[[体長]]75-100cm。尾長50cm。[[体重]]30kg。最小種は[[ヒメアルマジロ]]で体長10cm。尾長3cm。体重0.1kg。
 
全身ないし背面は体毛が変化した鱗状の堅い板(鱗甲板)で覆われている。アルマジロ (Armadillo)という英名は[[スペイン語]]で「武装したもの」を意味する ''armado'' に由来する。時には銃弾を跳ね返すほどの硬度も有している<ref>[http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/08/03/kiji/K20150803010860470.html さすがアルマジロ 拳銃で撃った男性、弾跳ね返って負傷]</ref><ref>[http://irorio.jp/jpn_manatee/20150415/221404/ アルマジロが銃弾を跳ね返し、女性が負傷―警察「ショットガンを使え」]</ref><ref>[http://rocketnews24.com/2015/04/16/570445/ アルマジロの鎧は硬いぞ!! ある男性が「アルマジロを銃で撃ったら弾が跳ね返って義母に命中」しちゃった]</ref><ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/10007203/ アルマジロを銃撃し銃弾が跳ね返る珍事 91m先の義母に直撃]</ref>。一般には、敵に出会うと丸まってボール状の形になり身を守るとわれているが、実際に完全なボール状になることができるのはミツオビアルマジロ属 ''Tolypeutes'' の2種だけである。
 
== 生態 ==
夜行性で、主に[[嗅覚]]に頼って餌を探し、[[シロアリ]]などの[[昆虫]]や[[ミミズ]]、[[カタツムリ]]、[[ヘビ]]などの小動物を主に食べているが、[[トウモロコシ]]など植物質の餌を食べることもある。敵に襲われると手足を引っ込め、硬い甲羅で身を守る。地下に穴を掘って巣を作り、暑い日中は巣穴の中で眠って過ごす。睡眠時間は非常に長く、1日平均18時間に及ぶ。同じ[[異節上目]]に属する[[アリクイ]]と同様に粘着力のある長い舌を持ち、シロアリを効率良く舐め取って食べることができる。前足には長く鋭い爪があり、穴掘りに適した体の構造になっている。
 
== 分類 ==