「固定観念」の版間の差分

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山本輝雄 (会話 | 投稿記録)
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*[[雑煮]]
:「[[正月]]に食べる物」という所までは同じだが、汁のベース、入れる具材などは地域によって大きく異なり、他地域の雑煮を見て驚いたという話は数多い。勿論、日本以外の国では「雑煮を食べる」という認識すら無いので、「日本独特の文化」と見られている。
*「[[モグラ]]は日光に当たると死ぬ」
:日本でよく言われる固定概念であるが、捕獲した際に日の当たる所で長時間放置していた為に衰弱・空腹によって死亡したのであり、日光自体はモグラにとって害ではない。光が当たる所でモグラを公開している[[動物園]]もある。
 
:他にも
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固定概念に基づく報道は冤罪や重大な人権侵害を引き起こす危険が大きい。
しかし、特に男性がステレオタイプによって偏見をもたれたり、冤罪に巻き込まれるのは本人にも責任がある、との主張は女性を中心に根強い。
 
== ステレオタイプの原因と、人間の見聞の限界から鑑みた意味 ==
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::しかし、史実に大きな間違いがない限り、歴史の流れの中で主人公達がどの様に生きていったのかを想像する事ができれば、物語を楽しむには充分である。また戦国時代の英雄が、現在の日本人にとって身近なサラブレッドではなくポニーに騎乗していたのでは格好が付かないだろう。勿論、史実上ありえない出来事が大河ドラマ等に描かれた事で、それが舞台となった地方の観光客誘致に利用される等して論争になってしまう事もあるが、ドラマの目的が「史実を表現する事」ではないという事にも配慮しなければならない。
::NHKの大河ドラマにも、現代からの視点で歴史を再構成したような首を傾げるような考証が多いことも事実であり、新たな固定観念を生む危険もある。
 
しかし、特に男性が少なくとも現代日本ではステレオタイプによって偏見をもたれたり、冤罪に巻き込まれるのは本人の顔つきや風貌、普段の行動も責任原因がある、との主張は女性考え中心に根強持つ人が未だ多く
 
良くも悪くも、ある事象についてどのようなステレオタイプを用いるかは、その事象の理解や伝達にとって、きわめて問題なのである。真実に近づくには、ステレオタイプから離れなければいけないともいえる。