「レジオンドヌール勲章」の版間の差分

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== 授与 ==
=== 加入の規則 ===
オルドル「名誉軍団」への加入(叙勲)と昇進は、軍団総長たるフランス共和国大統領の政令により3年ごとに割り当てられた定数の範囲内で行われる。この定数は大統領と各省庁に割り振られ、省庁は提案を軍団総裁へと送付する。オルドルへの加入ではシュヴァリエより上の階級に叙勲されることはないが、外国の個人に授ける場合はその限りではない。その場合には新加入者の儀礼的な地位に応じて決定される(1984年にモナコの[[アルベール2世 (モナコ大公)|アルベール2世]]は直接グラントフィシエという高位に就けられた)。創設時には、オルドルに加入した者には年200{{仮リンク|金フラン|fr|franc or}}の差押え不可な年金が付随していた。2009年には、この年金と総割当数は次の表の通りとなっている<ref>[http://www.france-phaleristique.com/lh.htm « Légion d’honneur »] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20100105140300/http://www.france-phaleristique.com/lh.htm |date=2010年1月5日 }}, sur le site france-phaleristique.com, consulté le 4 décembre 2009.</ref>。
 
{| class="wikitable" | style="text-align:right"
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|-
! オフィシエ(将校、4等)
| 10,000 || 9.15€ || 下位章受章後8年
|-
! コマンドゥール(司令官、3等)
| 1,250 || 12.20€ || (同上)55
|-
! グラントフィシエ(大将校、2等)
| 250 || 24.39€ || (同上)33
|-
! グランクロワ(大十字、1等)
| 75 || 36.59€ || (同上)33
|}
 
元大臣、元知事、[[国民議会 (フランス)|国民議会]]もしくは[[元老院 (フランス)|元老院]]の元議員(現職の大臣と議員は戦争で功績がある場合以外は除く)、高等司法官、外交官への授与はほぼ自動的に行われる。[[近代オリンピック|オリンピック]]での[[金メダル]]の獲得は特別な昇進の対象となる。[[フランス|軍人]]が割り当ての50%を占め、その他の代表的な職種としては[[フランスの警察|警察]]官、消防士、公選公務員(地方議会議員)一般職公務員、宗教の代表者などがある。
 
なお、当初は、レジオンドヌール佩綬者の子孫も3代まで世襲で勲章が与えられた。この条項は以後{{いつ|date=2014年2月}}空文化したが、未だに廃止されてはいない。
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* 女性初のコマンドゥール:1931年、[[アンナ・ド・ノアイユ]]
* 女性初のグラントフィシエ:1953年、[[シドニー=ガブリエル・コレット]](作家)
* 女性初のグランクロワ:1998年、{{仮リンク|ジュヌヴィエーヴ・ド・ゴール=アントニオーズ|fr|Geneviève de Gaulle-Anthonioz}}([[自由フランス]]の活動家の一人)<ref name="femmes" /><!--([[シャルル・ド・ゴール]]の姪)-->
 
2008年12月31日、{{仮リンク|イヴェット・ファルヌー|fr|Yvette Farnoux}}が8人目のグランクロワ佩綬者となった<ref>{{Cite web|author=|title=Légion d'honneur : la promotion du Nouvel an |url=http://www.lefigaro.fr/actualite-france/2009/01/01/01016-20090101ARTFIG00317-legion-d-honneur-la-promotion-du-nouvel-an-.php |publisher= |language=フランス語|work=[[フィガロ (新聞)|フィガロ]]|format=|date=2009-01-02|accessdate = 2010-05-05 |}}</ref>。つまり女性グランクロワは他に6人いる
 
=== 都市への授与 ===