「大気境界層」の版間の差分

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大気境界層自体も、いくつかの層に細分される。またこれらの分布は、時間帯によって変化する。
 
地面と接している一番下の'''[[接地境界層]]'''(接地層 Surface layerともいう)は、裸地の場合は地表から高度10~50m10mから50mくらい、[[木|樹木]]や[[建物]]などがある場合は[[キャノピー層]]とも呼び、高度がより高く風も複雑になる。気象要素の鉛直分布を見ると、ふつう、高度とともに[[気温]]・[[温位]]・[[混合比 (気象用語)|混合比]]は低下、[[風速]]は上昇し、風向は地形などによって大きく左右される。地面や建物などの[[摩擦力]]の影響が非常に大きい層。
 
接地層の上端から大気境界層の上端までは全て'''[[エクマン境界層]]'''(エクマン層 Ekman layerとも言う)である。摩擦力はやや小さくなる一方、[[気圧傾度力]]や[[コリオリの力]]が大きくなり、[[地衡風]]に近い風になる。