「連合国軍最高司令官総司令部」の版間の差分
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[[1948年]](昭和23年)春、日本の教育状況と日本語に対する無知、さらに[[人種差別|人種的偏見]]や文化的偏見から、「[[日本語]]は漢字が多いために覚えるのが難しく、[[識字率]]が上がりにくいために[[民主化]]を遅らせている」と考えた[[民間情報教育局]](CIE)の世論社会調査課長である[[ジョン・ペルゼル]]<ref>[http://kotobank.jp/word/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BC%E3%83%AB ペルゼル とは - コトバンク]</ref> の発案で、日本語を[[ローマ字]]表記にしようとする計画が起こされた。
当時東大助手だった言語学者の[[柴田武]]は、民間情報教育局の指示によってこの読み書き全国調査のスタッフに選ばれ、漢字テストの出題を任された。これは日本初の「[[無作為抽出]]法(ランダムサンプリング)」の実施でもあり、統計数理研究所研究員の統計学者だった[[林知己夫]]が被験者のサンプリングを行った。
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