「府県郷社明治神社誌料」の版間の差分

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凡例に拠れば、明治12年(1879年)6月に達せられた[[内務省 (日本)|内務省]]乙第31号[[達]]によって調製された各神社の[[神社明細帳|明細帳]]を基としたが、それ以外にも各神社の社伝、社記録等に直接拠った記述を為し、とりわけ由緒に関しては「正確を得むが為に」考証を付し、それが「断定を下し難き」場合には数説を掲げて後考を期するという編纂方針を採ったというが、その為に由緒では逸書や珍書である縁起類も多く引載された貴重な文献となり、総じて明治39年(1906年)の勅令に端を発した[[神社整理]]という名の大合併が一段落した明治末期における主要神社の状況を知り得る格好の資料とされる<ref>梅田義彦『明治神社誌料(下巻)』跋。</ref>。
 
本書は椙杜吉次の主導下に明治神社誌料編纂所が設けられ、[[大隈重信]]、[[土方久]]、[[千家尊福]]の賛助を得ると共に、[[日枝神社 (千代田区)|日枝神社]]宮司[[久保悳鄰]]、[[神宮奉斎会]]会長[[藤岡好古]]、[[靖國神社]]宮司[[賀茂百樹]]を顧問に迎え、[[井上頼圀]]、[[本居豊穎]]、[[物集高見]]が監修、[[宮地嚴夫]]、[[佐伯有義]]、[[宮西惟助]]が編纂、[[磯部武者五郎]]が編輯を担当して編まれた。
 
なお、本書の副産物として各神社の祭神でその事績が共通する者を逐次記すの煩を避ける為に纏めた『大日本神名辞書』が椙杜によって編まれており(明治神社誌料編纂所刊、大正元年)、更にそれを増補した『新訂増補大日本神名辞書』もある<ref>梅田義彦編著、堀書店、昭和47年<!--奥付のママ-->。</ref>。
 
== 構成 ==
各巻の内題は[[杉重華]]の揮毫。上巻には巻頭に[[山縣有朋]]、[[桂太郎]]、[[西園寺公望]]、[[寺内正毅]]、[[土方久]]、[[平田東助|平田東助(西涯)]]の題字と[[大隈重信]]、[[千家尊福]]、[[井上友一]]の序文を付し、以下各道府県と管内神社の配列は[[廃藩置県]]後に制定された道府県や市町村区域台帳に従っている。
 
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