「雲鑼」の版間の差分

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伝統的な雲鑼は、音高の異なる銅製の小さな円盤('''鑼'''、10面のものがもっとも多い)を木製の枠の中に並べたもので、枠の下部につけられた柄を片手で持ち、もう一方の手に槌を持ってたたく方式(行楽)と、枠を固定して両手でたたく方式(坐楽)がある<ref name="cidian">{{cite book|和書|title=中国音楽詞典|publisher=人民音楽出版社|year=1985|pages=487-488}}</ref>。
 
音高は地域によってさまざまに異なるが、音域は通常1[[オクターブ]]強である<ref>胡(1982) pp.22-23</ref>。それぞれの鑼の大きさは同じだが、厚さを変えることで音高を変えている<ref name="cidian"/>。
 
近代には民族管弦楽団で使用するために面数の多い大型の雲鑼が作られた。1975年に上海電影楽団が初演した「鋼水奔流」は、26面の雲鑼のための3楽章からなる[[協奏曲]]である<ref>胡(1982) pp.24-25</ref>。さらに大きな37面の雲鑼も存在する。これらの大型の雲鑼では低音部に大きな鑼を使用する。