「錦江 (韓国)」の版間の差分
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|katakana=ク<small>ム</small>ガン
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[[File:South Korea location map with taebaek sobaek mountains and geum river marked.svg|thumb|right|300px|錦江流路と[[太白山脈|太白]]・[[小白山脈]]の位置関係図。]]
'''錦江'''（きんこう、ク<small>ム</small>ガン）は[[大韓民国]]の中西部に位置する南西部における主要[[河川]]であり、韓国第三の河川である。<ref name="kasen" />
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錦江は[[三国時代 (朝鮮半島)|三国時代]]、[[百済]]にとって重要な水上交通路であった。公州には百済の旧都[[熊津]]、扶余には新都[[泗沘]]があり、そのため、古代に日本・百済と[[新羅]]・[[唐]]との間で戦われた[[白村江の戦い]]が行われた'''白江'''・'''白村江'''は錦江と推定されている。また、川にまつわる多くの伝説が残されている。
<gallery caption="公州と扶余" mode="packed" height="500">
Geumkang at Yeonmisan.JPG|公州市燕尾山より錦江を望む。
Nakwaam rock 1.jpg|錦江に面した扶余の落花岩、百済滅亡の際のエピソードで有名。
</gallery>
== 流域の特長 ==
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全羅北道[[鎮安郡|鎮安]]には竜潭ダム（貯水量8.2トン、年間発電量2.9kWh）があり、隣接する[[万傾江]]（マンギョンガン）流域である全北[[全州市|全州]]域への生活用水を年5億トン供給している。<ref name="kasen" />
=== 中流域 ===
{{Double image stack|right|Hiking path along Gapcheon in Daejeon.jpg|Fish gate at Jeungchon, Gap river.jpeg|180|大田広域市内、甲川沿いのハイキング道。|甲川の[[魚道]]、大田広域市[[西区 (大田広域市)|西区]]坪村洞にて。}}
忠清南道[[清原区|清原]]の{{仮リンク|大トン山|ko|대둔산 (충남/전북)|label=大芚山}}（テドゥンサン、878m）東斜面に発する甲川との合流地点である大田広域市北部までが中流域であり、途中、清原の九竜山（クリョンサン、510m）南斜面に発する報青川と合流し、大田の北東部にある大清ダム（貯水量15億トン、年間発電量2.4億kWh）に注ぎ、総貯水量15億トンに及ぶ大清湖が形成されており、首都機能を一部受けもつ重要都市である大田広域市を含む中部の治水・利水・電力生産などに大きく貢献している。<ref name="kasen" />
<gallery caption="大清ダム" mode="packed" height="300">
Daechengdam.jpg|
Daecheong Dam.jpg
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=== 下流域 ===
[[File:Geum River Sejong.jpg|thumb|right|220px|[[世宗特別自治市]]燕岐面を流れる錦江。]]
下流域では、忠清北道[[陰城郡|陰城]]にある馬耳山（472m）西斜面に発する美湖川と忠南燕岐の南西部で、また全北[[完州郡|完州]]の烽燧台山（ポンスデサン）東斜面に発する論山川と忠南[[論山市|論山]]の西部で合流する。途中、多数の文化遺跡が散在する百済の古都である公州・扶余一帯を流れた後、上述の通り韓国有数の穀倉地帯である論山平野を貫流し、[[群山市|群山]]と[[舒川郡|舒川]]の市郡境に開く郡山湾で黄海に注ぐ。下流域では、森林面積が50％
<gallery mode="packed" height="400">
Geum river seawall.jpg|錦江河口堰の写真。
Dongbaekdaegyo.jpg|錦江河口付近に2018年12月27日に開通した{{仮リンク|冬柏大橋|ko|동백대교}}。
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== その他 ==
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