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 1980年代に入ると、ナイノア・トンプソン率いる「ホクレア」が実験航海と先住民の権利回復運動の分野で華々しい実績を上げ、ナイノア・トンプソンが「スター・ナヴィゲーション」の象徴として英語メディアに登場するようになる。
 
 1990年代になると、文化英雄として揺るぎない地位を築いたナイノア・トンプソンの語るソフトなエコロジーは、ニューエイジの思想家・活動家からも注目を集め、日本でも[[星川淳]](翻訳家・現[[グリーンピース]]日本事務局長)や[[龍村仁]](映画監督)、[[内田正洋]](ニューエイジ系アウトドアライター)らがナイノア・トンプソンに接近してゆく。一方でナイノア・トンプソンと「ホクレア」の存在があまりにも巨大化した為、ルイスやファインバーグ、秋道らの研究は殆ど顧みられなくなる。この流れは2000年代に入るとさらに加速し、折からのハワイ・ブームや[[ロハス]]・ブームともリンクして、「スター・ナヴィゲーション」を巡る言説は完全にナイノア・トンプソンと「ホクレア」が中心となる。