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'''RD-100''' (ロシア語 :. {{lang|ru|РД-100, Ракетный Двигатель 100}}; trasl Raketnyy Dvigatel 100),は[[ドイツ]]から接収した[[V2ロケット]]の生産設備を移転した[[ソビエト連邦]](以後ソ連)で量産された最初の[[ロケットエンジン]]の名称である。このエンジンはソ連で生産されたV2の同型機である[[R-1 (ミサイル)|R-1ミサイル]]の動力として搭載された。
 
このエンジンは[[ヴァレンティン・グルシュコ]]と正式に招聘されたドイツ人のV2号の専門家のチームによって開発された。当時のソ連の産業基盤は未熟で活用できる産業資源が限られており、開発は難航した。機材が不十分で機材を揃える事から始めなければならなかった<ref name="eard100">{{Cite web|url=http://www.astronautix.com/engines/rd100.htm|title=RD-100|first=Mark|last=Wade|datadate=|publisher=Encyclopedia Astronautica|accessdate =11/08/2013}}</ref>。
 
計画は1946年に開始され、1947年半ばにはRD-100は最初に準備が整った。1948年5月に最初の試験が実施された。R-1ミサイルはこのエンジンを搭載して1950年に就役した<ref name="eard100"/>。
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* 比推力: 237 s
* 海面高度での比推力: 203 s
* 燃焼時間: 65 s
 
多くの人達が考えるのとは異なり、このエンジンはドイツ製ミサイルの原型のエンジンを''簡略化''したものではなかった。実際には1942年に量産化するためにドイツ製のエンジンの設計は''凍結''されたので以降は改良されていなかった。故にRD-100は以下の一覧に示すように特に燃焼室への推進剤噴射装置について最適化された派生型である<ref name="utdrsd">{{Cite web|url=http://www.raketenspezialisten.de/pdf/jbisdruckvorlage.pdf|title=The Germans and the Development of Rocket Engines in the USSR|first=Olaf|last=Przybilski|datadate=2002|publisher=Universidade Técnica de Dresden|accessdate =11/08/2013}}</ref>。
 
 
比較
 
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! 変数
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| - 燃焼室内のアルコール圧力 (Mpa)
| 1,93
| 2,02
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| - 燃焼室内の酸素圧力 (Mpa)
| 1,93
| 2,04