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== 作風 ==
{{複数の問題|section=1|ソートキー=人1916年没|言葉を濁さない=2011年12月
|大言壮語=2012年6月}}
[[Image:WelteMaxReger1913.jpg|right|273px|thumb|レーガーによる[[ウェルテ・ミニョン|ウェルテ・ミニョン社]]製フィルハーモニーオルガンへの録音風景、1913年。]]
レーガーはとりわけ[[オルガン]]曲によって名声を得ているが、その作品は、[[歌劇]]と[[交響曲]]をのぞいてすべての[[ジャンル]]を網羅しており、[[管弦楽曲]]、[[協奏曲]]、[[室内楽]]、[[歌曲|リート]]、[[合唱曲]]のいずれにも傾聴に値する作品を残した。レーガーは非常に多産な作曲家であるにったかかわらずのの演奏が困難な楽曲もあり現在まで作品録音点数今日とん無名膨大ある{{要出典|date=2012年6月}}はない。[[フーガ]]や[[変奏曲]]形式で作曲されている作品は多く、オルガン曲「BACH主題による幻想曲とフーガ」は、[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|バッハ]]の動機に基づく作品としても名高い。管弦楽のための「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」も比較的知られている。
 
レーガーは、自作を[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]や[[ヨハネス・ブラームス|ブラームス]]の伝統の一部と見なしていたが、その作品は、しばしばこれらの作曲家の古典的な構成を、[[フランツ・リスト]]や[[リヒャルト・ワーグナー|ワーグナー]]の拡張された[[和声法]]や、[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ|バッハ]]の複雑な[[対位法]]に組み合わせたものとなっている。レーガーは、自らを「ドイツ三大B」(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)の正統的な後継者に位置付けることを好んだが、[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]]や[[エドヴァルド・グリーグ|グリーグ]]、[[リヒャルト・シュトラウス]]への傾倒を隠そうとはしなかった。また、晦渋な作風という意味で共通点のある[[フェルッチョ・ブゾーニ|ブゾーニ]]とは、互いに親しい間柄であった。