「ザ コカ・コーラ カンパニー」の版間の差分

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=== 裁判 ===
[[1903年]]、アメリカ国内でのコカイン販売が禁止される。このためキャンドラーは、コカ・コーラ原液の処方からコカインを取り除くことで事態に対処するが、一方で[[アメリカ合衆国内国歳入庁|内国歳入庁]]との裁判闘争や類似品や商標の侵害に対する訴訟に明け暮れていた。
 
しかし何よりもキャンドラーを悩ませたのは、[[ハービー・ワシントン・ワイリー]]率いる[[アメリカ食品医薬品局]](FDA)との長きに渡る紛争なのは間違いない。FDAは、コカ・コーラに含まれている[[カフェイン]]の毒性やボトリング工場の衛生の悪さを問題視し、[[1909年]]に原液を押収した上で裁判に訴えた。結局のところ(FDA側の証人の主張が余りに不適切に過ぎたため)コカ・コーラ社は裁判に勝ったものの、原液に含有しているカフェインの量を減らさざるを得なかった。