「国道246号」の版間の差分

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歴史、地理を加筆。
歴史節の一部記述を、路線状況節の記述として整理して要約。
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[[1965年]](昭和40年)の一般国道の路線を指定する政令で、一級・二級の国道区分が廃止されて一般国道に統合されたことに伴い、「二級国道246号東京沼津線」から「一般国道246号」となり<ref>一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)</ref>、[[直轄国道]]となったこの頃より道路改良する土地に裕度があった国道294号は、[[輻輳]]が激しく改修の余地の小さい[[国道1号]]の[[バイパス道路|バイパス]]路線として注目され、重点的に道路改良整備が一気に進められた{{sfn|佐藤健太郎|2015|p=95}}。[[多摩田園都市]]の開発とともに、沿線は急速に宅地化され交通量が増大したため、[[1974年]](昭和49年)以降に[[東京・横浜バイパス]]が建設されている。この東京・横浜バイパスとして整備された区間の旧道は、のちに移管されて国道指定解除を受けている。
 
現在は全体に高規格化され、特に東京都心部から神奈川県厚木市付近までは片側2車線以上・立体交差中心の幹線道路として整備されている。神奈川、静岡間を最短で結ぶ国道1号には箱根峠があり、この区間は急勾配・急カーブが続き、[[トレーラー]]を含めたほとんどの大型車の走行は厳しい。[[箱根新道]]<ref group="注釈">2011年7月26日より無料開放</ref>・[[箱根ターンパイク]]など有料[[バイパス道路]]はあるものの、いずれも急勾配が続くことには変わりがなく、費用対効果や安全面等から東名高速道路とのアクセスが容易な国道246号を選択する車も多い。特に冬季は、少量の降雪でもチェーン規制になりやすい国道1号や箱根新道と比べても、チェーン規制のかかりにくい平坦な国道246号が重宝される。時間帯を問わず、長距離トラックの通行量は非常に多い。
 
=== 年表 ===
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== 路線状況 ==
{{独自研究|section=1|ソートキー=道国246|date=2016年4月}}
東京都と神奈川県を結ぶ一般道路としては、[[国道15号]](第一京浜)、[[国道1号]]([[第二京浜国道|第二京浜]])と並ぶ重要な道路であり、一般的に「246」(ニーヨンロク)と呼ばれる。海沿い特に東京都心部から神奈川県厚木市付近までは片側2車線以上・立体交差中心工業地帯を通る両京浜幹線道路と異なり、国道246号は内陸部の住宅地を通して整備されている。また、神奈川県と沼津以西を結ぶ道路としても重要であり、国道1号は難所で知られる[[箱根峠]]を経由していが、国道2461を避けて、比較的勾配が緩やかな[[酒匂川]]沿いを経由し、神奈川県と静岡県を継いでいる。地形もさることながら冬季の積雪、凍結などに左右されやすい箱根峠を避けてこの246号を使う長距離トラックなども多い。
 
=== 東京都内 ===