「E.G.コンバット」の版間の差分

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登場人物にキスカ・トレツォフの節を追加
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;小夜子・ヤマグチ
:大佐、コロニー軍守備隊次官兼オルドリン月面基地司令官。訓練生時代のルノアが所属していた「ヤマグチ隊」の元指導教官。刃物のような美貌、長身の痩躯、その見た目にたがわぬ冷静かつ沈着な性格。教官時代には訓練生の恐怖と憎悪を一身に受ける鬼教官であったが、ルノアは「怒鳴ったところなんて見たことない」と回想している。ルノアは「教官」という肩書の重圧から逃れるため、当初は「ヤマグチ教官のような教官になろうと努力してき」たが、それに対し「手柄と一緒に、責任を押し付けるのはやめて」と切り捨てている(一方で、これがルノアにとって“呪い”を解く一つの転機となった)。彼女の冷淡とも言えるドライさは、教え子の死を度々経験し「訓練生を救世軍のコマとしかみなさなず、自分はそのコマに勝つための方法を教える機械である」という姿勢をとるようになったことからくるものだった。 このように、作戦運用や情報戦における駆け引きでは冷淡とすら言える合理性を見せるが、一方でルノアを飲みに誘った際には恋人の話題を振るなど人間らしい一面もある。ルノアからは今もなお畏怖を向けられる存在であるが、哨戒任務同行演習におけるルノアの行動を予測しきれなかったり、ルノアの基地脱走計画に全く気付かないなど、完全無欠ではない甘さが残っていることがうかがえる。 ルノアによるオルドリン脱走の後、オルドリン基地司令を罷免されている。 ちなみに血統的には純血に近い日本人だが、日本文化圏での生活経験がないため特に日本に詳しいわけではない。本編開始時における年齢は27歳。172cm、体重不明。B不明、W不明、H不明。
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;キスカ・トレツォフ
:中尉、セント・ヴェルヌ偵察中隊キスカ斥候隊分隊長。
:訓練生時代は伍長としてルノアとともにヤマグチ隊に所属。当時はしばしばルノアを(おそらくは親愛ゆえに)いじめていたようだが、その実面倒見の良い姉御肌だったであろうこともうかがえる。「小生」の一人称、「である」口調、常に語尾に「!」をつけるといった独特な喋りからふざけているような印象を受けるが、それもまた彼女なりの気遣いの表れと言える。
:ヤマグチ隊で訓練を受けただけのことはあり、戦闘の際は素早い反応と的確な指示、そして隊員の精神面への配慮など、指揮官としての(独特ではあるが)高い能力を有している。
:222-D班は哨戒任務同行演習の際、キスカ斥候隊に同行、キスカは同演習の現場責任者を務めた。キスカ隊のクレイプには「漢」「寿」「祭」「轟」「勇」「侠」、双脚砲台には「難波之超特急(RANDY)」「人情紙風船(ALEX)」と漢字で名前が付けられているが、これはキスカの教官が日系人であるヤマグチ教官であったためだろうとされている。
:本編開始時における年齢不明。身長不明、体重不明。B不明、W不明、H不明。
:彼女の生きざまは、彼女のクレイプの名の通り、まさに「漢」であった。
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