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現代の業務用ITシステム環境では、[[サーバー]]や[[クライアント]] ([[OS]]・[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]])、[[ネットワーク]]、[[クラウド]]環境等の[[仮想化]]によりシステムを効率的に運用することが一般的となってきているが、その仮想環境を構築する際の[[デファクトスタンダード]]として用いられるのがVMware製品群である。IT基盤製品が中心であるため、システム利用者が直接VMware製品を目にするケースはそれほど多くはないものの、日本においてもほぼ全ての企業で採用されている。
 
現代のITシステム環境において、VMware製品群は非常に幅広い形で利用されている。[[オンプレミス]]だけでなくクラウドへの対応も進んでおり、VMware Cloud on [[AWS]]、VMware virtualization on Azure などを例として、パブリッククラウド上にVMware製品群を乗せた形でサービスとして利用することも可能に。これにより、クラウド・[[オンプレミス]]併用環境やマルチパブリッククラウド環境においても効率性や可用性、運用性、可搬性を確保することが容易となった。これにより特定パブリッククラウドサービスの終了や障害、サービスや料金改定などへの対策やリスクヘッジを図ることもできる。また、[[Microsoft Azure]]などを例として、クラウドサービスの構築やサービスの提供にもVMware製品群が用いられている。
 
主要な製品としては、サーバー仮想化のvSphere、ストレージ仮想化のvSAN、ネットワーク仮想化のNSX、[[デスクトップ仮想化]]のHorizon、といった仮想化製品を筆頭に、デバイス管理/制御・統合ワークスペースの Workspace ONE(AirWatch・Identity Manager)など。