「タレントゲーム」の版間の差分

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その一方で、[[1988年]]には[[PCエンジン]][[CD-ROM²]]が発売され当時、子役出身で新人アイドルへ転身を図っていた[[小川範子]]を起用した[[アドベンチャーゲーム]]「[[No.Ri.Ko]]」([[ハドソン]])が本体と同時発売された。このことは、既に芸能界である程度の成功を収めたうえでその知名度に便乗したキャラクターグッズとして発売されるケースがメインであった従来のタレントゲームとは一線を画し、新人アイドルのプロモーション材料としてのタレントゲームの登場を意味するものであった。[[1990年]]には、やはりハドソンから[[バーニングプロダクション]]の新人アイドルオーディション参加者を一堂に集めて製作された「[[みつばち学園]]」も発売されているが、この路線の後続作品はほとんど無く、結果的に[[CD-ROM]]の採用による大容量化はゲーム中の演出に実写映像ではなくアニメーションを採り入れることを促すようになった。
 
[[2000年代]]に入ると、かつてタレントゲームの開発・発売において中心的な存在となっていたレコード会社の多くはゲーム機の開発費用高騰に伴う採算悪化を理由にゲーム事業から相次いで撤退。その結果、現在はタレントゲームの発売本数は減少傾向にある。その一方で、[[PlayStation 2]]以降の3Dゲームにおいては、モデリング技術の発達により、「[[鬼武者]]」「[[決戦II]]」「[[武刃街]]」「[[龍が如く]]」「[[ロスト プラネット エクストリーム コンディション]]」「[[仁王 (ゲーム)|仁王]]」など、登場人物のキャラクターモデルとして有名タレントを起用するケースが増加している。また、特に[[オンラインゲーム]]においては、イメージキャラクターとしてのタレントの起用、またそれに伴うゲーム内でのコラボレーションイベントの開催など、スポット的なタレントゲーム化とも言えるプロモーション手法が良く見られるようになった。
 
=== 声優とタレントゲーム ===