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*『サブウェイ』(1994年)
*『スター誕生』(1995年)
*:以上はいずれも奇抜な服装に身を包んだ作者自身が被写体となっており、[[アニメ]]、[[コスプレ]]、[[オタク文化]]といった日本の[[ポップ・カルチャー]]を強く意識した作品。「プレイ・ウィズ・ミー」では日本の[[アニメ]]に登場する女性戦士のような服装をした作者が東京の[[秋葉原]]と思しき[[ゲームソフト]]店の店頭に立っている。
 
*『エソテリック・コスモス』(宇宙の秘儀)(1996 - 1998年)
*:「エントロピー・オブ・ラブ」(Entropy of Love)、「バーニング・デザイアー」(Burning Desire)、「ミラー・オブ・ウォーター」(Mirror of Water)、「ピュア・ランド」(Pure Land)の4点からなる写真作品。それぞれアリゾナの砂漠、[[ゴビ砂漠]]の[[火焔山]]、[[フランス]]の[[ミラージュ]]の[[洞窟]]、[[死海]]の風景を背景に、[[菩薩]]に扮した作者が二重写しになっている。それぞれ、[[受胎]]、[[修行]]、[[悟り]]、[[涅槃]]を表したものという。
 
*『リンク・オブ・ザ・ムーン(巫女の祈り)』(1996年)
*:作者自身が登場する映像作品。白ずくめの服装で、髪を白く染め、白い[[コンタクトレンズ]]をした作者が[[巫女]]に扮し、ガラスの球体をまさぐる。
 
*『ニルヴァーナ』(1997年)
*:1997年、[[ヴェネツィア・ビエンナーレ]]で優秀賞を得た3Dビデオ作品。タイトルは「[[涅槃]]」の意である。[[飛天]]に扮した作者自身と[[平等院]]の[[雲中供養菩薩]]を[[アニメ]]化したような[[CG]]の[[菩薩]]たちが空間を飛翔する。
 
*『ドリーム・テンプル』(1999年) 
*:[[夢殿]](奈良県[[法隆寺]]にある平面八角形の仏堂。[[奈良時代]]の建物)を模したガラス製の小建築である。屋根から階段まで特殊[[ガラス]]で造られたこの「ドリーム・テンプル」の中には球体が設置され、鑑賞者は1人ずつこの球体の中に入って、CG、[[バーチャルリアリティ]]、3D音響などを駆使した4分44秒間の「[[バーチャル]][[瞑想]]」を体験する(一度に一人しか球体内部に入ることはできない)。
 
*『Wave UFO』(2003年)2005年の第51回[[ヴェネツィア・ビエンナーレ]]出品作。
*『Tom Na H-iu』(トムナフーリ)(2006年) 
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[[Category:20世紀日本の女性芸術家]]
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