「スウィート・ホーム (テレビドラマ)」の版間の差分

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お受験をめぐるドラマはこの後いくつか作られたものの(『[[ママの遺伝子]]』、『[[熱中家族]]』)、本作はそれらとは一線を画す名作と評される。井上家を軸としつつ吉永家や桜井家の人間模様も同じように丁寧に描いていたこと、井上夫婦のやりとりのセリフの軽妙さ、脇役俳優陣の個性溢れる演技などが今もなお評価される要因であろう。
 
前年に『[[ダブル・キッチン]]』をヒットさせた山口智子と野際陽子の再共演と同作の脚本を手掛けた西荻弓絵が再び脚本を担当したこともあり、放送前からの前評判も高かったが、徐々に人気を集め、最終回は26.9%の高[[視聴率]]を記録した。連続ドラマ化されて間もなかった[[東芝日曜劇場]]枠は『[[カミさんの悪口]]』と本作によって軌道に乗り、同枠としては平成初期の傑作となった。
 
このドラマの放送により、小学校受験を表す俗語「'''お受験'''」が広まった。従前には、有名小学校の受験関係者・経験者の間においても「お受験」の呼称は一般的ではなかった。