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*「青二才」など:おそらく果実の熟し具合からの転用で「幼い」「若い」「未熟である」ことを英語では “green”、ポルトガル語でも “verde” と緑色をさす語で表しているが、日本では「青い」という。
 
{{see also|en:Blue–green distinction in language}}
少なくとも過去において緑色と青色を明確に切り分けなかった言語は日本語に限らず非常に多く、東アジアの[[漢字文化圏]]、[[東南アジア]]、インド、アフリカ、[[マヤ語族|マヤ語]]など中南米の言語にみられる。緑色(green)と青色(blue)とを分節しない語彙を表すため、しばしば言語学者は'''グルー'''(grue)という語を使用しており、こうした言語は'''グルー言語'''ともよばれる。さらにこのような言語では黒色とも区別されず、いわば「暗い色」として表されることがあり、これは特に赤道直下の言語に多い<ref>{{Cite web|url=http://wals.info/feature/134|author=Paul Kay and Luisa Maffi|title=Feature/Chapter 134: Green and Blue|work=The World Atlas of Language Structures Online, WALS|accessdate=2009-12-25}}</ref>。
 
{{see also|en:Blue–green distinction in language}}
言語ごとの色の分節の食い違いは、最も一般的には色の分け方に[[物理学]]的な根拠がなく、[[フェルディナン・ド・ソシュール|ソシュール]][[言語学]]が主張するように最終的にはそれが[[文化]]によって分節されていることによる<ref>{{Cite book|author=[[鈴木孝夫]]|title=『ことばと文化』|series=<[[岩波新書]]>}}</ref>。しかし、グルー言語が熱帯をはじめ比較的温暖な地域に多いことから、これは野外活動により浴びる[[紫外線]]から[[網膜]]を保護するために加齢とともに[[水晶体]]が黄変して、青色のような短波長の感度が低下し、実際に区別が困難になるためであるとする学説もある (lens-brunescence hypothesis)<ref>{{Cite journal|author=D. T. Lindsey and A. M. Brown|title=Color Naming and the Phototoxic Effects of Sunlight on the Eye|journal=Psychological Science|volume=13|pages=506&ndash;512|year=2002}}</ref>。現代でも高齢者は[[白内障]]による視界の黄変化により白と黄色、青と黒、緑と青などの区別が困難となる。
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