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|独自研究 = 2017年12月
 
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[[ファイル:Fredmeyer edit 1.jpg|thumb|セルフサービス方式の[[スーパーマーケット]]店内<br /><small>[[買物]]に来た客は陳列された商品を直接手にとって品定めできる</small>]]
[[ファイル:Triangle shaped Tray return window at the Japanese Food Court.jpg|thumb|セルフサービス飲食店の[[トレイ]]返却口]]
'''セルフサービス'''({{Lang-en-short|self service}})とは、顧客が直接商品を手にとって選び、低価格・短時間の[[買物|買い物]]ができるようにした[[販売]]方法形態。[[レストラン]]など[[飲食店]]は料理がすでに出来上がっており、これを客が選び取って自ら配膳する。
 
== 概要歴史 ==
<!-- 店員の手間を省くだけのノーサービスとは区別される。 -->
セルフサービスの起源は[[1916年]]にクラレンス・サンダースが[[テネシー州]][[メンフィス (テネシー州)|メンフィス]]にオープンした食品や日用品を販売するグロサリーストア「[[:en:Piggly Wiggly|Piggly Wiggly]]」とされている<ref name="NEW BALANCE">{{Cite web |url=https://www.teraokaseiko.com/jp/company/pr/pdf/20140603033038.pdf|title=NEW BALANCE vol.85|accessdate=2019-05-08}}</ref>。
 
1910年代に米国の小売業をリードしていたのはグロサリーストアのチェーンストアA&Pで、A&Pはエコノミーストアという販売形態で多店展開していた<ref name="NEW BALANCE" />。エコノミーストアの販売形態では来店した客はカウンター越しに店員に注文し、店員が棚や倉庫から商品を取り出して代金と引き換えに商品を渡す販売形態であった<ref name="NEW BALANCE" />。
== 概要 ==
セルフサービスは、例えば[[小売|小売店]]では、顧客が[[包装]]された商品のパッケージを直接触れ、これを選んで購入する。[[レストラン]]など[[飲食店]]では料理がすでに出来上がっており、これを客が選び取って自ら配膳する。
 
一方、クラレンス・サンダースのセルフサービスは来店した客を直接倉庫に入れて自ら商品を手に取って選べるようにし集中レジで精算するという販売形態で一気に全米に広がった<ref name="NEW BALANCE" />。セルフサービスはもともと店側の省力化のための方法であったが、顧客が自ら商品を手にすることができるため買物時の好奇心を刺激するシステムでもあった<ref name="NEW BALANCE" />。その後、[[先進国]]を中心に[[スーパーマーケット]]や[[コンビニエンスストア]]または[[ディスカウントストア]]や量販店でもこういった業態が[[大衆]]向け小売店の一般的な形態となっていった。
古く小売業では客が商店主や接客対応の係員とやり取りして購入する商品を決定、選ばれた商品を代金と引換に手渡す方法がとられていたが、商品の種類が増えるに従って選択の幅が広がり、商店側の者を介して商品を品定めすることに時間が掛かるようになり、その過程で発生した。
 
1996年には売場だけでなく精算もセルフサービスで行う完全自動セルフレジが登場した<ref name="NEW BALANCE" />。
これにより商品を選ぶ際の時間短縮に繋がったほか、サービスに掛かる[[人件費]]を軽減させることでより安く商品を提供できるというメリットが小売店業側にも顧客側にもあったため、[[経済成長]]に伴う[[大量生産]]と[[大量消費]]により物品が市場に溢れるようになった時代より次第に普及していったと考えられる。スーパーマーケット第1号店は[[1916年]][[9月6日]]、[[テネシー州]][[メンフィス (テネシー州)|メンフィス]]にオープンした[[:en:Piggly Wiggly|Piggly Wiggly]] が起源である。
 
21世紀初頭の現在では[[先進国]]を中心に[[スーパーマーケット]]や[[コンビニエンスストア]]または[[ディスカウントストア]]や量販店でもこういった業態が[[大衆]]向け小売店の一般的な形態となって<!-- 店頭では大量の商品が顧客の手に取られるのを待ちつづけて-->いる。
 
== システム ==
===買い物方法 ===
顧客自身が直接商品を手にとって選び、買い物かごやショッピングカートに入れ、それを[[キャッシュレジスター|レジ]]で一括会計し代金を決済する。これは「客はレジを通さない商品を店外に持ち出さない」という顧客と店舗側との信頼関係に成り立つもので、来店者が隠した商品をレジを通さずに持ち逃げする[[万引き]]防止が課題となる。一方で、レジで商品の打ち間違いなどや金額の誤認などにより客の支払いに過不足があっても信頼問題に発展することから、こういった人的ミス([[ヒューマンエラー]])の予防も重要視される。
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* [[回転寿司]] - 客席近くまではサービスされるが、最終的には客がテーブルに載せるため、半セルフサービスとも呼ばれる。
 
==外部リンク==
 
{{Economy-stub}}
{{DEFAULTSORT:せるふさあひす}}
[[Category:販売の手法]]