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差分

他にも、酒米の王様と呼ばれる[[山田錦]]を最大168時間かけて精米し、日本最高水準の精米歩合23%の純米大吟醸を作ったり、[[もろみ]]から[[絞り#「絞る」と「搾る」|圧搾]]せず[[遠心分離器]]にかけて無加圧状態で酒を分離した日本酒など、ほかでは見られない製法による酒を製造している(通常の圧搾による抽出の酒も造っている)。また、[[シャンパン]]以上に発泡性が高い[[発酵]]途上の濁り酒([[発泡日本酒]])や、[[燗酒]]に適した醸造を施した純米大吟醸(吟醸酒は本来は冷酒で飲まれるのが一般的)などの変わり種も製造している。
 
販売方法(流通)も他の日本酒とやや異なっており、酒問屋(酒販卸)を通さず、販売時の品質管理を適正に行うことが出来ると認定した正規取扱店約630店舗に直接卸す方法を採用している。しかし、人気に比して流通量が潤沢でなかったこともあり、正規取引店でない酒販店や百貨店、スーパーなどが[[希望小売価格]]の数倍の値段で販売している実態があり、そうした販売店に対して法的手段を執ることが困難である(販売店が希望小売価格と異なる価格設定を行うことは法的に問題ない)ことから、2017年12月10日付の読売新聞朝刊に「お願いです。高く買わないでください」と,適正価格での購入を訴え、正規取扱店全店の一覧を掲載した全面広告を出す事態となった<ref>{{Cite news|url=http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1712/11/news070.html|title=「獺祭」蔵元が「高く買わないで」 異例の広告に込めた思いとは?|author=加納由希絵|newspaper=[[ITmedia]]ビジネスオンライン|date=2017-12-11|accessdate=2017-12-24}}</ref>。
 
2017年12月、[[アメリカ合衆国]]の[[料理学校]][[カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカ]]と提携して[[ニューヨーク]]に酒蔵を建築する事を発表。現地生産の米を使用し、「獺祭」とは別ブランドの中間価格帯の日本酒の生産を目指すという<ref>{{Cite press release|url=https://www.asahishuzo.ne.jp/info/information/item_2797.html|title=旭酒造ニューヨーク酒蔵プロジェクトについて|publihser=旭酒造|date=2017-12-16|accessdate=2017-12-24}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24521400S7A211C1AM1000/|title=「獺祭」名乗らず米国生産 旭酒造、NY州に酒蔵 |newspaper=日本経済新聞|date=2017-12-12|accessdate=2017-12-24}}</ref>。
 
[[2018年]]([[平成]]30年)[[7月7日]]、前日よりの豪雨([[平成30年7月豪雨]])の影響で、酒蔵の一部が浸水するなどの被害を受けた。[[停電]]の被害もあり、冷蔵設備も稼働出来ないことから獺祭の製造を全て停止した<ref>{{Cite news|url=https://this.kiji.is/388261617966466145|title=日本酒「獺祭」の蔵が浸水被害 山口の旭酒造、製造を停止|newspaper=共同通信|date=2018-07-07|accessdate=2018-07-07}}</ref>。7月28日に製造を再開し、被災した直営店も仮店舗で営業再開した<ref>{{Cite news|url=http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2018/0729/1p.html|title=「獺祭」生産再開 豪雨被害の岩国・旭酒造|newspaper=山口新聞|date=2018-07-29|accessdate=2018-08-02}}</ref>。
 
また、醸造中に被災し本来の品質が確保できなくなった製品を「獺祭 [[課長島耕作|島耕作]]{{Refnest|group="注"|「[[課長島耕作|島耕作シリーズ]]」の作者である[[弘兼憲史]]は旭酒造と同じ山口県岩国市出身で、以前より旭酒造との交流が深く、島耕作の版権利用を許諾した<ref name="nikkei20180802"/>。}}」として販売したところ予定分を完売し、売り上げの一部は被害地の四県の義援金に充てられた<ref name="nikkei20180802">{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3371324002082018HE6A00/|title=「獺祭 島耕作」で豪雨復興を支援 弘兼氏や旭酒造|newspaper=日本経済新聞|date=2018-08-02|accessdate=2018-08-02}}</ref>。なお「獺祭 島耕作」の中身(品質が確保されていれば販売されていた商品)には普及品の「純米大吟醸50」から最高級品の「磨き その先へ」まで数種類が入っており、どれに該当するかは明らかにされないという<ref name="nikkei20180802"/>。
 
== 脚注 ==