「フローレンス・ナイチンゲール」の版間の差分

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ナイチンゲール誓詞([[w:Nightingale Pledge|Nightingale Pledge]])は、[[1893年]]アメリカ合衆国[[ミシガン]]州[[デトロイト]]市にあるハーパー病院(Harper Hospital)のファーランド[[看護学校]] (Farrand Training School for Nurses) の校長リストラ・グレッター(Lystra Gretter)夫人を委員長とする委員会で、ナイチンゲールの偉業を讃え作成されたものである。
 
ナイチンゲールの看護に対する精神を基とし、医学に携わる看護師としての必要な考え方、心構えを示したものである。医師にとっての「[[ヒポクラテスの誓い]]」にならって、看護師の[[戴帽式]]や[[卒業式]]に、ナイチンゲール誓詞により誓いをたてる[http://www.apionet.or.jp/~niss/days/naichin.html]
 
幾つかバージョンが存在し、現代においてはしばしば医師についての部分を削除したものが用いられる。
 
しかしながら、ナイチンゲール本人は、「看護覚え書き」において「私たちの場合『誓い』を立ててこの道に入ったりしない。真の気持ちは厭世や失恋などとまったく別のものであると自覚するためにわざわざあえて『誓い』を立てる必要があるのか、そんな次元の低いものと見なしているのだろうか」と書いている。
 
医師にとっての「[[ヒポクラテスの誓い]]」にならって、看護師の[[戴帽式]]や[[卒業式]]に、ナイチンゲール誓詞により誓いをたてる[http://www.apionet.or.jp/~niss/days/naichin.html]。
<!--翻訳の著作権不明のためコメントアウト→われはここに集いたる人々の前に、厳かに神に誓わん。わが生涯を清く過ごし、わが任務(ツトメ)を忠実に尽くさんことを。われはすべて毒あるもの害あるものを絶ち、悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし。われはわが力の限り、わが任務(ツトメ)の標準(シルシ)を高くせんことを努むべし。わが任務(ツトメ)にあたりて、取り扱える人々の私事すべてわが知り得たる一家の内事すべて、われは人に洩らさざるべし。われは心から医師を助け、わが手に託されたる人々の幸のために身を捧げん。-->