「ヴィオラ・ダ・ガンバ」の版間の差分

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{{単一の出典|date=2012年12月}}
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[[File:Viola da gamba 001.jpg|thumb|ヴィオラ・ダ・ガンバ]]
'''ヴィオラ・ダ・ガンバ'''(イタリア語:'''Viola da gamba''')は、16世紀から18世紀にヨーロッパで用いられた[[擦弦楽器]]。フランス語では[[ヴィオール]](viole)、英語ではヴァイオル(viol)、ドイツ語ではガンベ(Gambe)(Gambe<ref>{{Cite web |url = https://web.archive.org/web/20190508151858/http://johannarose.net/die-gambe-zu-bachs-zeiten/|title = DIE GAMBE ZU BACHS ZEITEN |publisher = johannarose.net |date = |accessdate = 2019-05-09}}</ref>)と呼ばれる。
 
「ヴィオラ・ダ・ガンバ」とは「脚のヴィオラ」の意味で、楽器を脚で支えることに由来する(これに対して「[[ヴィオラ・ダ・ブラッチョ]](=腕のヴィオラ)」と呼ばれたのが[[ヴァイオリン属]])。この場合の「ヴィオラ」は擦弦楽器の総称を意味する。ヴィオラ・ダ・ガンバはヴァイオリン属([[ヴァイオリン]]、[[ヴィオラ]]、[[チェロ]])よりも歴史がやや古く、外観がヴァイオリン属に似ていること、18世紀後半にいったん完全に廃れてしまったことから、しばしばヴァイオリン属の原型の楽器と誤解されるが、両者は異なる系統である。