「尺八」の版間の差分

(虚鐸)
 
== 奏法 ==
[[File:Daikokuji-Sasayama Komusō Shakuhachi 大国寺(丹波篠山市)丹波茶祭り 虚無僧 DSCF1443.jpg|300px|thumb|right|尺八を吹く[[虚無僧]]([[大国寺 (丹波篠山市)]])]]
 
尺八はフルートと同じく、奏者が自らの口形([[マウスピース (楽器)#アンブシュア|アンブシュア]])によって吹き込む空気の束を調整しなければならない。[[リコーダー]](いわゆる「縦笛」)は[[マウスピース (楽器)|歌口]]の構造([[フィップル]]、ブロック)によって初心者でも簡単に音が出せるが、尺八・フルートで音を出すには熟練が必要である。尺八は[[音孔|手孔]](指孔)が5個しか存在しないため、[[都節音階]]、7音音階や12半音を出すために[[音孔|手孔]](指孔)を半開したり、メリ、カリと呼ばれる技法を多用する。唇と歌口の鋭角部(エッジ)との距離を変化させることで、[[音高]](音程)を変化させる。音高を下げることを'''メリ'''、上げることを'''カリ'''と呼ぶ。メリ、カリの範囲は開放管(指で手孔を押さえない)の状態に近いほど広くなり、メリでは最大で半音4個ぶん以上になる。通常の演奏に用いる範囲はメリで2半音、カリで1半音程度)。奏者の動作としては楽器と下顎(下唇よりやや下)との接点を支点にして顎を引く(沈める)と「メリ」になり、顎を浮かせると「カリ」になる。
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