「トビムシ目」の版間の差分

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'''トビムシ目'''(トビムシもく; Collembola)は、原始的な[[昆虫]](とみなされている)分類群である。特徴的な跳躍器でよく飛び跳ねるものが多いので、この名がある。森林[[土壌]]中では平方メートルあたり数万個体と極めて高い密度に達する。通説ではトビムシ目は、原始的な[[昆虫]]の1つの群と見なされている。基本的な構造には昆虫と共通する点が多いからであるが、跳躍器や粘管などの独特の器官をもち、触覚に筋肉があるなど特異な特徴をもつ。このため昆虫綱にいれるべきかどうかという点については議論がある。近年は分子的手法による系統推定により、トビムシ目よりも甲殻綱のほうが有翅昆虫に近縁であるとする研究者もあり、[[綱]]に格上げする分類もかなりメジャーになっている。
 
 
 
== 生態系における機能 ==
トビムシ目は森林林床などの堆積腐植層において、有機物の分解過程の重要な構成要素となっている。土壌分解系において有機物を摂食するが、実際には、一緒に摂食している微生物(主に真菌)を経由して主要なエネルギーを得ている二次分解者にあたる。排泄された糞粒を培地にして再び微生物が繁殖するため、微生物はトビムシ(やササラダニ)により摂食されても容易に現存量は減少せず、むしろトビムシにより土壌分解系の回転が促進される。このプロセスを通じて植物遺体の砕片化と無機化が進行する。トビムシを摂食する動物は多く食物連鎖のボトムとして重要である。
 
== 参考文献 詳しく勉強したい方へ ==
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