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→‎服装: 女流タイトル戦番勝負の服装について、出典を提示して記述を整理。
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竜王戦・名人戦では、記録係も和服を着ることになっている<ref group="注釈">『将棋世界』 2011年8月号付録「記録係は見た!」の66頁で、[[門倉啓太]](2011年4月1日に四段)が「名人戦と竜王戦七番勝負では、記録係も和服を着ることになっています」と記している。</ref>。
 
女流タイトル戦では、[[マイナビ女子オープン]]五番勝負においては和服(着物と[[袴]])を着用する<ref>{{Cite journal ja-jp|author=田名後健吾|year=|title=第12期マイナビ女子オープン五番勝負第1局 西山朋佳女王vs里見香奈女流四冠 - 桜舞い散る陣屋対局 西山女王が先勝|journal=[[将棋世界]]|serial=2019年6月号|publisher=[[日本将棋連盟]]|pages=36-46}}</ref>。他の女流タイトル戦の番勝負では洋服を着用するのが普通である。ただし、対局者の意思で和服を着用するのは自由である(例:第30期[[女流王位戦]]五番勝負第2局における[[渡部愛]]<ref>{{Cite web|title=終局直後|url=http://kifulog.shogi.or.jp/joryuoui/2019/05/post-bb10.html|website=女流王位戦中継Blog|accessdate=2019-05-11|publisher=[[日本将棋連盟]]|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190511031602/http://kifulog.shogi.or.jp/joryuoui/2019/05/post-bb10.html|archivedate=2019-5-11}}</ref><ref>{{Cite web|title=ツィート|url=https://twitter.com/nanu_ke/status/1125389162977251330|website=|date=2019-05-06|accessdate=2019-05-11|language=ja|first=|last=|publisher=[[Twitter]]|author=[[渡部愛]]|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190511031716/https:/twitter.com/nanu_ke/status/1125389162977251330|archivedate=2019-5-11}}</ref>)。制服のある学校に在学中であれば、制服を着用する(例:第5期マイナビ女子オープン五番勝負における[[長谷川優貴]]<ref>{{Cite web|title=7/24(火) 第5期マイナビ女子オープン・女王就位式|url=http://joshi-shogi.com/8060/|website=|accessdate=2019-05-11|publisher=[[日本女子プロ将棋協会]]|archiveurl=https://web.archive.org/web/20190511035329/http://joshi-shogi.com/8060/|archivedate=2019-5-11}}</ref>)。
女流タイトル戦の番勝負では洋服着用での対局が普通だが、[[矢内理絵子]]は常に和服(対局の際は袴を着用)であった。矢内が[[甲斐智美]]を下して初代女王となった[[マイナビ女子オープン]]では、2008年の第1期では4局とも矢内が和服、甲斐が洋服であったが、第2期以降に矢内に挑戦した[[岩根忍]](第2期、0-3で敗退、第1局は洋服)と甲斐智美(第3期、3-0で奪取)が、いずれも矢内に合せて和服を着用した。矢内の失冠後の第4期(甲斐智美女王に[[上田初美]]が挑戦、3-0で奪取)でも引き続き両対局者が和服であった。マイナビ女子オープンでは和服の着用が定着している<ref>{{cite web|url=https://mainichi.jp/articles/20170529/ddl/k28/040/284000c|title=盤上の風景 /9 将棋 長谷川優貴女流二段 シンデレラ物語はこれから /兵庫|accessdate=2017-05-30|date=2017-05-29|publisher=[[毎日新聞]]|archiveurl=|archivedate=}}</ref><ref group="注釈">田名後健吾( 『将棋世界』 編集長)は、「第4期マイナビ女子オープン五番勝負第1局-春の陣屋、1局の重み」 『将棋世界』 2012年6月号、100-107頁で、「マイナビ女子オープンは和服が楽しみな棋戦だが…」「(甲斐女王の着物がクリーム色だったことについて)主催者の毎日コミュニケーションズ鳴海広報部長の話では、事前の打ち合わせでは青系の色の予定だったそうだ。」と記している。</ref><ref group="注釈">第4期マイナビ女子オープンで女王を獲得した上田の記者会見での談話によると、将棋界と関わりの深い白瀧呉服店が、和服の提供、着付けなどに全面協力しているとのこと。[http://mynavi-open.jp/weblog/2011/05/post-984.html 2011年5月10日 20:27 マイナビ女子オープン中継ブログ 『記者会見』] 「上田初美新女王誕生につき、感想戦終了後に記者会見が行われました。…上田「ここ数年でいろんな方に支えて頂いているなと実感しているのですが、目に見える形で言いますが第2局・第3局と鰻支部の方が昼食に鰻を持ってきて頂いたり、五番勝負すべて和服で戦うということで白瀧呉服店の方に着物から着付けからまで、ご協力頂いたり、いろんな方々に支えられてるなと感じました(後略)」</ref><ref group="注釈">第5期[[マイナビ女子オープン]]五番勝負で[[上田初美]]女王に挑戦した[[長谷川優貴]]は、[[兵庫県立明石城西高等学校]]に在学中であったため、同校の制服を着用した。</ref>。
 
タイトル戦が終了した後の就位式(タイトルによって名称が異なる)には、主役たるタイトルホルダーは、棋士は[[紋付羽織袴]]、女流棋士は和服(対局時と異なり、袴は着用しない)で臨むことが多い。