「齊藤元章」の版間の差分

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また、[[レイ・カーツワイル]]が唱える「情報基軸の6つの進化段階」にインスパイアされ、第1の進化段階「原始コネクトーム」から「人間の脳」、「人類全体の脳」、「銀河全体の知性」、「宇宙全体の知性」を経て、最終的に「超宇宙知性」へと進化する「コネクトームの6つの進化段階」を提唱しており、エクサスケール・スパコンが引き起こすシンギュラリティの最終段階として、地球全体が一つの知性として進化する「第5段階」をさらに超えて、宇宙全体が一つの知性として進化する「第6段階」に到達すると考えており<ref>[http://ja.catalyst.red/articles/saito-watanabe-talk-8/ 宇宙に知性が満ち渡り、別の生命体と通信できる-シンギュラリティ-#08] CATALYST 2017年1月19日</ref>、やがて生活費無料の未来が到来すると予測する<ref>[https://web.archive.org/web/20170331141901/https://goethe.nikkei.co.jp/article/128652019.html 飽くなき探求心が生活を激変させる 齊藤元章(PEZY Computing 代表取締役社長)] ウェブゲーテ([[日経新聞]]と[[幻冬舎]]のコラボサイト)2017年3月30日のアーカイブ. 2017年12月6日閲覧。</ref>。
 
2017時点で、経済財政諮問会議の2030年展望と改革タスクフォース委員メンバーとして国家戦略にも関与していたが、「プレ・シンギュラリティ」「エクサスケールの衝撃」と言った理論は政策の立案にかかわる計算機学者の間でも理解されているとはいいがたい。シンギュラリティが持つ危険性を警告する[[テスラ (会社)|テスラ]]社・[[スペースX]]社CEO[[イーロン・マスク]]<ref>{{Cite web
| author = Maureen Dowd
|translator = Hiroshi Sawada
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| accessdate = 2018-02-11}}</ref>とは対照的に、斎藤らとともに2030年展望と改革タスクフォースの委員を務める[[新井紀子]](国立情報学研究所社会共有知研究センター長で、人工知能「[[東ロボくん]]」の開発者)も、非現実的な展望だとして「シンギュラリティが来るかもしれない、というのは、現状では「土星に生命がいるかもしれない」とあまり変わらない」「土星に土星人がいるかもしれない、ということを前提に国家の政策について検討するのはいかがなものか」などと批判している<ref>[http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/2030tf/summary_281003.pdf 2030年展望と改革タスクフォース(第1回)] 内閣府(PDF)</ref>。
 
メディアにも盛んに登場して、自説を訴えている。保守系オピニオン雑誌の『[[正論]]』(2017年2月号)に寄稿して「300億円程度が必要」と訴えたり<ref>[http://www.sankei.com/affairs/news/171206/afr1712060003-n2.html 「2番では絶対ダメ」 中国に強烈な対抗心 スパコン開発のベンチャー社長、斉藤元章容疑者(2/2ページ)] 産経新聞 2017年12月6日</ref>、また大局観と歴史認識を重視するインターネットテレビ「櫻LIVE」では「1エクサフロップスのスパコンを稼働させないと[[中華人民共和国|中国]]に負ける」と訴える<ref>[https://www.genron.tv/ch/sakura-live/archives/live?id=321 齊藤元章・PEZY Computing代表取締役社長] 言論テレビ 2016年9月2日</ref>など人工知能・スパコン開発において目覚ましい成果を上げる中国を脅威と見做しており<ref>{{Cite web|url=http://www.sankei.com/affairs/news/171206/afr1712060003-n1.html|title=「2番では絶対ダメ」 中国に強烈な対抗心 スパコン開発のベンチャー社長、斉藤元章容疑者|publisher=[[産経新聞]]|accessdate=2018-01-02|date=2017-12-06}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.ube-ind.co.jp/ube/jp/ad/science/science_371.html|title=Green500の1位から見たコンピューター・ヘゲモニー|publisher=[[宇部興産]]|accessdate=2018-01-02}}</ref>、[[WIRED (雑誌)|WIRED]]などの技術系メディアのみならず保守論壇系メディアにも登場している。
 
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