「トヨタ・センチュリー」の版間の差分

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カラーコードはいらない
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伝統と品格を守りつつ、「匠の技」を生かしたエクステリアデザインは、あえて傾斜を立てた重厚なクォーターピラーにより後席の存在感を強調するなど「'''几帳面'''」と呼称されるキャラクターラインを採用した<ref name=auto1_1 />。同時に一目でセンチュリーと分かるデザインでもあり、初代モデルからのアイデンティティーを継承している。この代から全車ドアミラーに統一された。「几帳面」の表現は[[プレス加工]]だけで出せないため、最終的には手作業で調整している<ref name=auto1_1 />。
 
ボディサイズは先代と比較して全長は+65mm、全幅は+40mm、全高は+30mmそれぞれ拡大。また、ホイールベースは65mm延長されている。ボディカラーの名称は、先代に引き続き「和名」が用いられている。イメージカラーの「神威 エターナルブラック〈225〉」、先代から継続設定される「精華 レイディエントシルバーメタリック〈1C0〉」、「摩周 シリーンブルーマイカ〈8J9〉」、新設定の「飛鳥 ブラッキッシュレッドマイカ〈3P6〉」の全4色が設定される。なお、「神威 エターナルブラック」は名称こそ先代と共通だが、カラーコードが「〈225〉」となる新規開発色である(先代モデル用のカラーコードは〈202〉。トヨタの現行車種に多数設定されているボディカラー)。漆黒感を高める黒染料入りのカラークリアなど7層もの塗装に、研ぎと磨きを加えて奥深い艶と輝きを追求している<ref name=auto1_1 />。本塗装工程を含め、センチュリーの象徴であるフロントセンターの「鳳凰」エンブレムの作成等、随所に手作業の「匠の技」を取り入れており、塗装時間は1台あたり40時間をかけている<ref name=auto1_1 />。トヨタの塗装基準である「肌ランク」は通常のコンパクトカーが3.0程度なのに対し、センチュリーは4.5~5とされる<ref name=auto1_1 />。
 
プラットフォームは、トヨタ最新の[[トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー|TNGA]]ではなく、4代目「[[レクサス・LS|レクサスLS]]」(ロングボディ車)用を新型センチュリー用に最適化させたものを採用。ホイールベースの数値や4輪マルチリンクのサスペンション形式も共通となるが、AVS機能付電子制御エアサスペンションの採用等により、センチュリー伝統の乗り心地の良さを継承している。