「Quality of Service」の版間の差分

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=== 優先度の決定 ===
[[ファイル:ToS(IP Precedence)とDSCPのフォーマット.PNG|thumb|250px|right|<ref name ="日経NETWORK 2007/12">日経NETWORK 2007年12月号 『VoIPを導入するための機能』 p.160</ref>]]
ルーターやレイヤー3スイッチにおいて実行される優先制御と帯域制御のいずれの機能もパケットの処理順に差を付けるという点では同じである。ルーターがパケットの優先度を決める方法には大きく分けて2つあり、1つは送信元や送信先のIPアドレス、使用プロトコル、ポート番号で決める方法。もう1つはパケットの優先度を明示的にパケット内のフィールドで指定する方法である。後者の場合にはIPヘッダーの中に'''[[Type of service|TOS]]'''や'''[[DSCP]]'''といったQoS指定の専用フィールドを持つ。
 
* '''TOS'''(Type of service)はIPヘッダーの9~16ビット目のフィールド。先頭の3ビットを「IPプレシデンス」と呼ばれ、8段階の転送優先順位を指定する。