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[[歴史]]を通じて、[[文学]]の享受のされ方は、黙読よりも朗読が中心であったとされている。[[識字]]率の低い[[社会]]では特に[[読み聞かせ]]が重要となるが、[[19世紀]]の[[イギリス]][[中流階級]]のような[[教養]]のある[[家庭]]でも、[[小説]]や[[詩]]の朗読は家庭内での[[娯楽]]の一環として確固たる位置を占めていた。
 
[[英語圏]]では特に詩の朗読は、[[歌唱]]や[[楽器]]の[[演奏]]と同様、[[芸能]]として扱われていた感があり、単に声を出して読む、というよりも、そこにいかに感情をこめ、[[詩]]の[[韻律 (韻文)|韻律]]を浮かび上がらせるかに焦点が当てられた。
 
朗読・音読は受容的な目(黙)読に比べ、感情を込めて発声することでさらに肉体的・能動的な表現行為となり、より[[脳]]を[[活性化]]させるということも言われている。ただし脳の活性化は脳機能向上を意味するものではない。