「恐怖の報酬」の版間の差分

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[[第6回カンヌ国際映画祭]]にて[[パルム・ドール|グランプリ]]と[[カンヌ国際映画祭 男優賞|男優賞]]を、[[第3回ベルリン国際映画祭]]で[[金熊賞]]を受賞した。
 
== ストーリー ==
[[ベネズエラ]]の場末の街ラス・ピエドラス。そこは職が無く、食い詰めた[[移民]]達が日々何もすることもなく暮らしている。マリオ(イヴ・モンタン)もその一人であった。そこに、[[ホンジュラス]]からジョー(シャルル・ヴァネル)がやってきた。マリオとジョーは同じ[[フランス人]]、意気投合しながら遊んでいた。
 
そんなある日、500km先の[[油田]]で火事が起きた。石油会社は火を消し止めるために[[ニトログリセリン]]を500km先の現場までトラックで運ぶことに決めた。安全装置のないトラックでニトロを運ぶのは命がけである。そこで街の食い詰め者に2000ドルの報酬で運ばせることにした。
 
選ばれたのは、マリオ、ジョー、ルイージ(フォルコ・ルリ)、ビンバ(ペーター・ファン・アイク)の4人。彼らは2台のトラックに分かれ、500km先の目的地に向かう。
 
道中は洗濯板のような悪路、転回困難な狭路、落石などいろいろな障害が待ち受ける。マリオと組んだジョーは怖じ気づいてしまい、運転はマリオ任せにして、何かあるとすぐに逃げ出す。「何もしないで2000ドルか」となじるマリオに対して、ジョーは「この2000ドルは運転の報酬だけではない、恐怖に対する報酬でもあるのだ」と答える。<!--このように、もし正確に日本語表現するならば「恐怖の報酬」という題名は「恐怖に対する報酬」あるいは「恐怖への報酬」となる。-->
 
彼らは500km先の油田に無事たどり着けるか? その後の運命は?
 
== キャスト ==
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:・演出:松川陸、翻訳:細川直子、調整:飯塚秀保、効果:リレーション、担当:吉田啓介/田中秀歩([[グロービジョン]])、制作:テレビ東京/グロービジョン
 
== ストーメイク ==
[[ベネズエラ]]の場末の街ラス・ピエドラス。そこは職が無く、食い詰めた[[移民]]達が日々何もすることもなく暮らしている。マリオ(イヴ・モンタン)もその一人であった。そこに、[[ホンジュラス]]からジョー(シャルル・ヴァネル)がやってきた。マリオとジョーは同じ[[フランス人]]、意気投合しながら遊んでいた。
 
そんなある日、500km先の[[油田]]で火事が起きた。石油会社は火を消し止めるために[[ニトログリセリン]]を500km先の現場までトラックで運ぶことに決めた。安全装置のないトラックでニトロを運ぶのは命がけである。そこで街の食い詰め者に2000ドルの報酬で運ばせることにした。
 
選ばれたのは、マリオ、ジョー、ルイージ(フォルコ・ルリ)、ビンバ(ペーター・ファン・アイク)の4人。彼らは2台のトラックに分かれ、500km先の目的地に向かう。
 
道中は洗濯板のような悪路、転回困難な狭路、落石などいろいろな障害が待ち受ける。マリオと組んだジョーは怖じ気づいてしまい、運転はマリオ任せにして、何かあるとすぐに逃げ出す。「何もしないで2000ドルか」となじるマリオに対して、ジョーは「この2000ドルは運転の報酬だけではない、恐怖に対する報酬でもあるのだ」と答える。<!--このように、もし正確に日本語表現するならば「恐怖の報酬」という題名は「恐怖に対する報酬」あるいは「恐怖への報酬」となる。-->
 
彼らは500km先の油田に無事たどり着けるか? その後の運命は?
 
== 関連項目 ==
* [[恐怖の報酬 (1977年の映画)]] - [[ウィリアム・フリードキン]]監督、[[ロイ・シャイダー]]主演でリメイクされた。