「ゴルトベルク変奏曲」の版間の差分

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[[File:Goldberg-titlepage.png|thumb|初版表紙]]
'''ゴルトベルク変奏曲'''( - ゴルトベルクへんそうきょく, {{lang-de|Goldberg-Variationen}}) <ref> Goldberg:{{IPA-en|góʊldbɚg}} (ゴールドバーグ)。日本では「ゴールドベルク」と読む人もいる。</ref>は、[[ヨハン・ゼバスティアン・バッハ]]による[[アリア]]とその[[変奏曲]]からなる2段の手鍵盤の[[チェンバロ]]のための[[練習曲]] ([[BWV]] 988)。全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻であり、[[1741年]]に出版された。バッハ自身による表題は「'''2段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏'''」 ({{lang-de|Clavier Ubung bestehend in einer ARIA mit verschiedenen Veraenderungen vors Clavicimbal mit 2 Manualen}}) 。
 
「アリアと種々の変奏」と題されているが、バッハが音楽を手ほどきした[[ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク]]([[:de:Johann Gottlieb Goldberg]])が[[不眠症]]に悩む[[ヘルマン・カール・フォン・カイザーリンク]]伯爵([[:de:Hermann Carl von Keyserlingk]])のためにこの曲を演奏したという逸話から「ゴルトベルク変奏曲」の俗称で知られている。しかし演奏には高度な技術が必要で、当時ゴルトベルクは14歳の少年であったことなどから逸話については懐疑的な見方が多い。