「概日リズム」の版間の差分

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== 歴史 ==
* 内在的な概日リズムは、[[1729年]]にフランスの科学者{{仮リンク|ジャン゠ジャック・ドルトゥス・ドゥ・メラン|en|Jean-Jacques d'Ortous de Mairan}}によって初めて科学論文として報告された。彼は植物の[[オジギソウ]]の葉が、外界からの刺激がない状態でも約24時間周期のパターンで動き続けることに気づいた([[就眠運動]])()<ref>[http://www.hhmi.org/biointeractive/museum/exhibit00/02_1.html ハワード・ヒューズ医療研究所「仮想博物館」]を参照])</ref>
 
* ヒトの概日リズムは、1962年ドイツのユルゲン・アショフは自ら光を遮断した状態で約1週間を過ごした。[[睡眠]]-[[覚醒]]・深部体温・尿中[[ステロイド]][[ホルモン]]などのリズムがいずれも24時間よりも長い周期であり、その後の研究で25時間に近いことが示された<ref>https://staff.aist.go.jp/s-hanai/history.html</ref>。ヒトそれぞれの概日リズムは異なっており、平均的には24時間15分である<ref>[https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/blue-light-has-a-dark-side Blue light has a dark side], Harvard Health Publication, 2015,9,2</ref>。
 
===語源===
英語の circadian rhythm は、ラテン語の「約、おおむね」を意味する {{Lang|la|circa}} と、「日」を意味する {{Lang|la|dies}} から名付けられた。つまり「おおむね1日」の意味である。