「阿毘達磨」の版間の差分
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[[部派仏教]]時代には、とりわけ分析的煩雑な論書の作成が多く行われ、現代にも、当時の最有力部派で文献がもっとも多く漢訳された[[説一切有部]]や、南伝の[[上座部仏教]]に属するものが多く伝わっている{{要出典|date=2017年10月10日 (火) 07:37 (UTC)|title=}}。
== 大乗 ==
*[[大乗阿毘達磨経]]
*[[大乗阿毘達磨集論]]
*[[大乗阿毘達磨雜集論]]
== 説一切有部 ==
{{出典の明記|date=2017年10月10日 (火) 07:37 (UTC)|section=1}}
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の7書、通称「六足発智」が知られている。
=== 婆沙論・倶舎論・順正理論 ===
更に、上記の『発智論』に対する注釈書として、
*『(阿毘達磨)[[大毘婆沙論]]』(Mahāvibhāṣā)
が書かれる。
が書かれ、更に、その概説書として、(後に中国で[[法相宗]]の祖として仰がれる)[[唯識派]]の[[世親]]によって書かれた論書が、▼
*『(阿毘達磨)[[倶舎論]]』(本偈は Abhidharmakośa、作者による自注は Abhidharmakośabhāṣya)
である。この『倶舎論』は、中国仏教・日本仏教圏にも伝わり、[[南都六宗]]の1つでもある[[倶舎宗]]を生んだ。▼
である。▼
更に、倶舎論を批判する論書として
▲この『倶舎論』は、中国仏教・日本仏教圏にも伝わり、[[南都六宗]]の1つでもある[[倶舎宗]]を生んだ。
*『(阿毘達磨)[[順正理論]]』
▲である。
== 上座部仏教(分別説部) ==
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