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主な補強選手として、西武からFA宣言した[[野上亮磨]]、前中日の[[アレックス・ゲレーロ]]、マイコラスに代わる先発候補として期待される新外国人[[テイラー・ユングマン|テイラー・ヤングマン]]を獲得。さらに、3月上旬には[[上原浩治]]が10年ぶりに巨人復帰。3月中旬には野球賭博問題に関与し、失格処分のち育成選手となっていた[[高木京介]]を2年ぶり支配下登録することが決まった。この年は開幕から若手の[[岡本和真]]や[[吉川尚輝]]がスタメンに定着するなど若手の活躍も垣間見えた反面、6月に[[篠原慎平]]、[[河野元貴]]が[[Instagram]]に不適切な動画を投稿し出場停止になり、さらに7月には[[柿沢貴裕]]がチームメイトの野球道具・ユニフォームを盗み転売していたことが判明し契約解除となる等、前年に続き不祥事も相次いだ。一連の不祥事の責任を取る形でオーナーの[[老川祥一]]が辞任し、後任として[[山口壽一]]が新オーナーに就任<ref>[https://www.daily.co.jp/baseball/2018/07/18/0011456893.shtml 巨人、山口氏が新オーナー就任 読売新聞グループ社長] [[デイリースポーツ]]、2018年7月18日閲覧。</ref>。
 
開幕後は打線の好調で上位戦線につけ、マイコラスの抜けた穴や田口や野上の不調で負けが込み始め菅野が8完封、昨年傷害事件を起こしシーズン終了までの出場停止を命じられた山口俊が2完封と先発の完投は21と断トツで12球団トップだったものの、先発陣が不調になった時にカバーしなければならない中継ぎ・抑えは抑えのカミネロが度重なるリリーフ失敗で二軍降格になったのを皮切りにマシソン、アダメスと抑えが固定出来ずセーブ数は25と12球団ワースト、そのマシソンも怪我により戦線を離脱したり、本来は先発枠であった山口俊をリリーフに回す等リリーフ陣に至っては生命線であるホールドが73と球団史上ワーストの57ホールドだった前年よりは上がったものの2年連続12球団ワースト(12球団11位の中日は82ホールドである)と崩壊し始め、前年同様広島に大きく負け越し、首位独走を許す事になった。7月以降は育成から這い上がった[[クリストファー・クリソストモ・メルセデス|メルセデス]]が菅野と共に先発陣を支えた。しかし、開幕戦から期待がかかっていた吉川尚輝が8月1日のDeNA戦でヘッドスライディングによる左手の骨折で戦線離脱、その前の7月17日の阪神戦で坂本勇人が左脇腹を痛めた事による一軍登録抹消、更に7月27日のヤクルト戦で新外国人投手[[テイラー・ヤングマン]]が左手骨折と、夏場に故障者が続出。その影響からか、2位以下を5チームで争う展開の中で9月に借金が込みだし、3位をDeNA、阪神、中日と争う様相を呈す。結局シーズン最終盤までDeNAと3位を争い、1度は自力でのCS進出が消滅するも、10月3日にDeNAがヤクルトに敗れたため3位に浮上すると同時に自力でのCS進出の可能性が復活。10月10日のシーズン最終戦(阪神戦)で勝利し、3位が確定。2年振りのCS進出となった。しかし、球団ワーストタイの4年連続V逸と12年ぶりの勝率5割以下が確定し、オーナーは若手育成の手腕を評価し2019年も続投を要請する意向をするが、高橋監督は「チームの勝敗は監督背負うものと責任を取って辞めます。」と自ら辞任を申し入れ了承された。同一監督が無冠のまま辞任したのは堀内恒夫以来となった。又、[[岡本和真]]が同日[[望月惇志]]から放った本塁打がプロ野球史上最年少となる100打点となった。
CSファーストステージではヤクルトと対戦。2連勝で3年ぶり(3位になったシーズンとしては8年ぶり)のファイナルステージ進出を決めたと同時に、第2戦で菅野がCS史上初ノーヒットノーランを達成した。
ファイナルステージでは広島と対戦、第1戦は初回に坂本がヒットで出塁するも田中俊太が併殺打しチャンスを生かせず。その裏に1点を失うと4回に[[鈴木誠也]]、7回に[[丸佳浩]]にホームランを浴び追加点を失って6-1で敗戦。第2戦はシーズン僅か2勝の田口が6回1安打無失点の好投。6回に1点を先制するも。7回から高橋が田口に変え「予め決めていた」という畠にスイッチ。この投手交代が裏目に出て、7回こそ無失点だったものの、8回に2018年シーズン限りでの引退を表明している代打の[[新井貴浩]]に同点タイムリーを打たれ、さらに[[菊池涼介]]に勝ち越しの3ランホームランを浴びて逆転負け。第3戦は今村が野間に2点タイムリーを浴び3回にはまたも丸にホームランを浴びる等追加点を奪われ万事休す。タイムリーで1点を挙げた反撃も焼け石に水となり、投打とも全く奮わず、3連敗でファイナルステージ敗退となった。[[杉内俊哉]]、[[脇谷亮太]]、[[山口鉄也]]、[[西村健太朗]]、[[寺内崇幸]]が現役引退。2度の連覇を支えた選手が前年に続き、ユニフォームを脱ぐことになった。また、[[中井大介]](DeNAに移籍)、[[廖任磊]](西武に移籍)らが戦力外となり、[[ケーシー・マギー]]、[[アルキメデス・カミネロ]]の両外国人の退団も発表された。