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ティーガーIはもともと陣地突破のための攻撃用兵器として設計されたが、実戦投入されたときには軍事情勢は劇的に変化しており、主に敵戦車隊の突破を阻止する「火消し役」としての機動防御戦闘に多用された。
 
ティーガーIは、主要な敵戦車である[[T-34]]、[[M4中戦車]]、[[チャーチル歩兵戦車]]を1,600メートル以上の遠方から撃破できた。対照的に、76.2mm砲を装備したT-34はティーガーIの前面装甲を零距離でも貫けなかった。側面装甲はBR-350P APCR弾を使用すればおよそ500メートル以内で貫けた。[[T-34|T-34-85]]中戦車の85mm砲はティーガーIの装甲を500メートルで射貫できた。[[IS-2]]の122mm砲は、ティーガーをあらゆる方向から1,000メートルで撃破することができた。
 
[[M4中戦車|M4シャーマン]]の75mm砲はティーガーIの正面装甲を[[接射]]でも貫けず、側面装甲も300メートル以内でないと貫けなかった。アメリカ軍の76mm砲は、一般的なAPCBC弾を使用した場合、いかなる距離でもティーガーIの前面装甲を貫けなかったが、供給量の少なかった[[HVAP]]弾を使用すれば1,000メートルで前面装甲を貫けた。[[シャーマン ファイアフライ]]に使用されるイギリス製[[オードナンス QF 17ポンド砲|17ポンド砲]]は、[[APDS]]弾を使用した場合、1,500メートル以上で前面装甲を貫けた。