「青森県住宅供給公社巨額横領事件」の版間の差分

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横領は1993年2月から始まったが、[[公訴時効]]のため最終横領額は不明となり、1994年10月以降の約14億4600万円に対し[[横領罪]]で[[起訴]]された。Aは[[青森市]]の[[飲食店]]で知り合った[[チリ人]]女性[[アニータ・アルバラード]]と結婚した1997年から横領額が急増し、約11億円がチリ人妻に渡ったとされる。
 
2002年、[[青森地裁]]は懲役14年(求刑は15年)の実刑判決を言い渡した。住宅公社はAに対し[[民事訴訟]]を起こし、1993年2月以降の横領額全額の賠償を命じる判決が出た。公社はアニータが[[サンディエゴ]]郊外に建設した自宅や、Aの青森の自宅を売却し、裁判費用や弁護士費用が嵩み、最終的に5300万円程を回収した。

Aは[[山形刑務所]]に服役し、2016年に満期出所後<ref>[https://www.dailyshincho.jp/article/2017/01280800/?all=1 アニータ、14億円横領夫の出所を明かす 「チリで一緒に暮らしたい」] 週刊新潮2017年1月26日号、2017年7月5日閲覧</ref>、公益社団法人[[日本駆け込み寺]]の経理を担当していた<ref>{{Cite web |date=2019年5月13日 |url=http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-05-13&ch=21&eid=34503 |title=信じる男 信じられた男~新宿歌舞伎町・駆け込み寺~ミッドナイトドキュメンタリー |quote=顔はモザイク処理での放送 |publisher=NHK |accessdate=2019-5-13}}</ref>。
 
しかし、[[2019年]][[5月23日]]号の[[週刊新潮]]によると、「2019年3月8日以降、行方をくらまし、金庫に入っていた約7万円が見当たらないほか、使途不明金が14万円あることも判明したと報じた<ref>[https://www.dailyshincho.jp/article/2019/05151659/?all=1 公金14億円横領の「アニータ」夫、出所後にも持ち逃げトラブルが浮上]</ref>。週刊新潮の取材に対し、Aはお金の持ち逃げ疑惑を否定し、青森県への返済についても、「余裕ができたら、月1万円ずつでも払おうと思っているが、生活に余裕がないので法的に問題ない」と述べている。