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『'''恋のから騒ぎ'''』(こいのからさわぎ、英称:''Much Ado About Love'')は、[[1994年]](平成6年)[[4月16日]]から[[2011年]](平成23年)[[3月25日]]まで毎週[[土曜日]] 23:00 - 23:30([[日本標準時|JST]])([[2010年]][[4月2日]]からは、金曜 23:30 - 23:58([[日本標準時|JST]]))に放送された[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系列の[[恋愛]][[トーク番組|トーク]][[バラエティ番組]]である。通称は、「'''恋から'''」または「'''から騒ぎ'''」
番組のタイトルは[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]の『[[空騒ぎ]]』(Much Ado About Nothing)に因む。[[文字多重放送]]、[[ハイビジョン制作]]であった。
== 概要 ==
[[1994年]][[4月16日]]に放送を開始。
[[オーディション]]により[[素人]]の[[女性]]たちを集め、'''その女性が経験した[[恋愛]]'''を[[テーマ]]に司会の[[明石家さんま]]と週代わりの[[ゲスト]]1名(1組)と共に[[トーク]]を行う[[スタイル]]である。初回のゲストはフリーアナウンサーの[[河野景子]]で、通常放送最終回のゲストは[[久本雅美]]であった。
メンバーは主に[[学生]]、[[OL]]、[[フリーター]]などが多い。メンバーは[[4月]]から翌年[[3月]]の
毎年1月から3月の放送のみオープニングタイトル画面に雪がふり、「ご卒業スペシャル」の回のみ[[花吹雪]]になる。
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オープニングでは、男性スタッフと外国人女性が恋愛に関する偉人の格言や世界各国の諺などに沿った寸劇を行う。それを受けてさんまがエピソードトークや近況報告(内容に関係ない事が多い)を行い、そのオチ部分が先ほどの格言同様に表示される。まれに出てくる日本人女性は番組アシスタントディレクターや技術スタッフである。また、ごくまれにこの番組の卒業生がこのオープニング(前座)に出演することもある。オープニングのテーマ曲は'''[[ケイト・ブッシュ]]'''の『'''[[嵐が丘_(ケイト・ブッシュの曲)|嵐が丘]]'''』である。
さんまが、「『[[あっぱれさんま大先生]]』([[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列)の大人版をやりたい」という構想を持っていたものの、フジテレビでは具体化せず
番組初期では、から騒ぎメンバーとデートしたい人を募集していたが途中で無くなった。
[[2004年]](平成16年)まで、番組の[[改編]]期には
2010年(平成22年)[[3月30日]]に放送された『'''[[さんま&所の大河バラエティ!超近現代史!人間は相変わらずアホか!?|さんま&所の大河バラエティ!超超近現代史!人間は相変わらずアホか!?]]'''』にて、特別版「'''中国美女スペシャル'''」(ゲスト:[[所ジョージ]])が放送された。
2011年(平成23年)[[3月11日]]のスペシャルを以って終了の予定だったが、[[東日本大震災]]関連の[[報道特別番組]]を放送した関係で当日の放送は休止となり、3月25日に振替放送した<ref>{{cite news |title=麻耶&麻央も出てました…「恋から」3月で終了 |newspaper=スポーツニッポン |date=2011-01-21 |url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/01/21/kiji/K20110121000088730.html |accessdate=2011-02-26}}</ref>。これをもって、1994年4月から放送開始した同番組は17年の歴史に幕を降ろした。
[[2013年]](平成25年)[[9月16日]]に放送された『'''明石家さんまの転職DE天職 3時間SP!!'''』にて、恋のから騒ぎ同窓会が行われた。出演当時の映像や卒業後どうなったかを紹介し、スタジオでトークをした。
[[2016年]](平成28年)[[1月5日]]に放送された『'''超[[踊る!さんま御殿!!]]恋のから騒ぎ大復活!新春4時間初笑いSP'''』(19:00 - 22:54)では、出演当時の映像や卒業後どうなったかを紹介するだけでなく、スタジオに関根勤、所ジョージをスペシャルゲストに迎え、恋のから騒ぎ卒業生10名<ref>出演したのは、[[岡田薫]]、[[岡野奈美子]]、[[加藤恵実]]、[[小林麻耶]]、[[塩村あやか]]、[[豊田ローラ]]、[[西川史子]]、[[登尾佳奈]]、[[宝満まどか]]、[[山下彩佳]]の10人。</ref>だけでなく、イマドキ女子4人<ref>イマドキ女子として出演したのは
ゲストで本番終了後に女性からサインを求められたのは、後にも先にも[[美輪明宏]]のみだったそうである。
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== 放送 ==
1994年4月の初回放送から2004年3月末は、[[トヨタ自動車]]の[[一社提供]]番組だった。なお、トヨタ自動車は2004年4月からは
収録は出演者の職業などが考慮され土曜の夜に2〜3本まとめて収録され、深夜になるため
2010年3月20日に放送された『恋のから騒ぎ 16期生ご卒業スペシャル』を以て、16年間に渡った土曜日での放送が終了。2010年4月2日放送分・17期生より金曜日23:30 - 23:58に放送時間が移動した。これに伴い、[[テレビ宮崎]]では3年ぶりに同時ネットに移行する一方、[[テレビ大分]]ではフジテレビ系列番組の延長により[[遅れネット]]が発生する。また、放送曜日移動と同時に[[NTSC|地上アナログ放送]]では画角16:9の[[レターボックス (映像技術)|レターボックス]]放送に移行した。金曜日の放送では『[[金曜ロードショー]]』の放送時間拡大等の理由で放送時間が遅れることもある。
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== 席順 ==
前列には美人で、若く、スタイルも良い女性が座っており、才色兼備が多く、足を斜めにして短いスカートなどの露出の高い服を着ており、タレント志望が多かった。2列目はごく普通か、キャラが濃いが若い女性。[[東北]]や[[九州]]出身で訛りが強い女性が多かった。3列目はキャラも濃く、[[ブス|個性的な美人]]で、年齢も比較的高めだった。しかし、大企業に就職していたり、自ら会社をいくつも経営していたり、実家も裕福だが親に頼らず出世したなどの高収入者やキャリアウーマンが多かった。そのため、プライドも高いが
前列に座ると、確かにカメラにはよく映り、出演者から「差別だ」と言われていたが、さんまは2列目や3列目のキャラが濃い女性の方が大好きでいじり倒すため、前列はほとんど喋らずに卒業した女性が多く、視聴者にもあまり覚えられていなかった。前列はあだ名もあまりつけてもらえなかった。
== ネット局・放送時間 ==
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毎週最後に、トークの内容が最悪であると判断された女性出演者は「'''さんま愛の説教部屋'''」に連れて行かれ、様々な仮装・キャラクターに扮したさんま(初期は番組特注の柔道着&ピエロ風メイクのキャラで一貫)から、特製の[[ピコピコハンマー]]で叩かれて説教されるというのが終了パターン。
キャラクターによっては、構成作家の[[岩立良作]]が「○○太郎」と呼ばれるキャラクターに扮して登場する。番組開始当初は'''「ぴこっ」'''と音がするものを使用していたが、[[2006年]]以降は金箔が剥がれやすく、音がしないハンマーが使用されている。さんまはハンマーで本気では叩かない。極めて稀に、説教部屋行きの女性も、さんまにネタにされたキャラクター(オバケのQ太郎、河童など)に、強制的に仮装されることがあり、究極の例では第7期のレギュラー回最後にて、当時出演していた新垣梢の希望により、新垣が狸の姿で叩き役、さんまが叩かれ役と立場が逆転するケースがあった。また、男性ゲストを招いた特番では
この説教部屋に呼び出される人は
この説教部屋には稀にゲストも入ってくることもあり、なかでも[[ヒロミ]]は説教部屋行きの女性に同情して乱入しては余計な事を言って「説教されてたたかれる側」にされたり、逆に[[研ナオコ]]
毎回さんまも変装しており、一番多かったのは
このように説教部屋はあまりいいイメージをもたれないが、さんまと約1分半に及ぶ2ショットでのカラみという、シチュエーションとしてこれほど「オイシイ」ものはないことから、ある意味番組出演者の[[ステイタス|ステータス]]になっていると言えなくもない。事実過去の出演者には説教部屋に呼ばれることを目標とした者も少なくない。最多説教部屋は年間10回を記録した
毎年恒例の行事として、日本テレビの女性アナウンサー内定者が説教部屋に出演する。これは内定式で流されるもので、原則として放送されないが、[[夏目三久]]アナウンサーが『[[おしゃれイズム]]』に出演した際にその模様が放送されたことがある。
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入れ替わりが多かったことやさんまが名前を覚える事が困難だったため、見た目や言動や職業で[[あだ名]]をつけていた。
容姿であだ名をつける時には
== 歴代の主な出演女性 ==
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その一方で[[2003年]]以降、[[岡島優里]]、[[平井まりあ]]、神崎ひのりといった[[AV女優]]が過去のAV出演歴を隠して出演し、発覚後に降板させられるといったケースや、番組出演後に[[アダルトビデオ|AV]]デビュー([[峰なゆか]]、[[沢田麗奈]]、高沢幸恵)というケースなども見られる。
上記の原因によりスポンサーが降板する事態が発生しているため、これらの出演者は番組スポンサーへの配慮から
他には
基本的に出演者はタレント志望が多いが、出演するうちにタレントを諦めたり、逆に友人の勧めで出演し
収録時間が長く、深夜にもなるため出演者同士が仲良くなりやすい環境であり、テレビに出演しているが、ほとんど素人なため、恋愛も自由であり
== タレントらの採用 ==
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== 年間MVP ==
第2期から1年を代表するメンバーがMVPを受賞する。審査は、
第1期はMVP制度がなかったため、歴代MVPの紹介時などには
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#* その他の出演者:[[宇梶剛士]]、[[岡田義徳]]、[[杉田かおる]]
このドラマスペシャルを企画した関係か、放送枠はまったく別であるにもかかわらず
=== 〜Love StoriesII〜 ===
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