「四種混合ワクチン」の版間の差分

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* 1期:生後3か月から接種可。3~8週間間隔で3回、3回目の接種から約1年後(6ヶ月後から可能)に1回の計4回接種。
* 2期:11歳から、二種混合(DT)ワクチンを1回接種。多くの自治体で小学校6年生での投与を推奨している。
** 2期は百日せき(DTP(DPTのP)を含まないワクチンを用いる。小学生高学年以上の年長者の百日せき患者が急増しているため、海外では多くの国が就学前と二種混合(DT)ワクチンの接種時期に三種混合(DPT)ワクチンの追加接種をするスケジュールに変更になっている。日本でも、現在使われている三種混合ワクチンを年長者に接種することも可能だが、任意接種(有償)<ref>{{cite web|url=http://www.know-vpd.jp/children/va_dpt.htm|title=四種混合(DPT-IPV)ワクチン・三種混合(DPT)ワクチン・二種混合(DT)ワクチン|author=Know VPD!|accessdate=2014年12月11日}}</ref>。
** 10歳以上で接種するとジフテリア[[トキソイド]]による副反応が強く出ることが多いため、1/5量(0.1 mL)を投与。この量では破傷風の有効量が不足しているため、最大限の効果を得るためには別途破傷風トキソイド単体の接種か、Td (Tetanus, Diphteria) またはTdap(Tetanus, Diphteria, acellular Pertussis。DTaPとも表記する。)Pertussis)を輸入して用いる必要がある。
** Tdapは従来の沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)に比較してジフテリア毒素抗原量および百日咳抗原量が減量されている<ref>{{Cite journal
| title = 海外の百日せき含有ワクチンの予防接種スケジュールと百日咳対策 | journal = IASR(病原微生物検出情報 | volume = 38 | issue =2017年2月号 | pages = 37-38 | publisher = 国立感染症研究所 | language = 日本語 | url = https://www.niid.go.jp/niid/ja/allarticles/surveillance/2404-iasr/related-articles/related-articles-444/7084-444r09.html | accessdate =2019-06-01 }}</ref>。
** [[アメリカ疾病予防管理センター]]は、11~12歳の時と、成人にも10年ごとにTdの接種を推奨している<ref>{{cite web|url=http://www.immunize.org/vis/jpdtap01.pdf|title=ジフテリア、破傷風、および百日咳予防接種 知っておくべきこと|author=CDC|accessdate=2014年12月11日}}</ref>。