「淫らな青ちゃんは勉強ができない」の版間の差分

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『'''淫らな青ちゃんは勉強ができない'''』(みだらなあおちゃんはべんきょうができない)は、[[神田はるか|カワハラ恋]]による[[日本]]の[[漫画]]。『[[少年マガジンエッジ]]』([[講談社]])にて[[2015年]]11月号から[[2019年]]1月号まで連載<ref>{{Cite news|date=2015-10-17|url=https://natalie.mu/comic/news/163200|title=マガジンエッジでカワハラ恋ら新連載3本、武井宏之&サンホラ作品の特典も|newspaper=[[コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|accessdate=2019-01-02}}</ref>。
 
続編である『'''淫らな青ちゃんは勉強ができない オトナ編'''』が、同誌にて2019年2月号から連載中<ref>{{Twitter status|magazine_edge|1085830368383578113}}</ref>。
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しかし、クラスメイトの'''木嶋拓海'''だけは、何かと青に積極的に声をかけていた。青は[[官能小説|官能小説家]]である父の影響で元々エロに関する知識だけは豊富だったため、「男は性欲の塊、野獣」という先入観から異性を毛嫌いしており、木嶋のことは「リア充」と勝手に決めつけて特に毛嫌いしていたが、体育の授業のあと保健室で二人だけになった瞬間、青は木嶋から告白され、それからというもの青は木嶋のことが頭から離れなくなる。終いには勉強に身が入らなくなるほど木嶋との卑猥な妄想を爆発させるようになり、気が付けば模試でAを取っていた志望校判定がEになるほど成績は急落する。何とか立て直そうとするも、青と真剣交際しようとする木嶋や、木嶋を気に入り青との関係を推し進めようとする父親、木嶋を狙う雅などの介入で、妄想をさらに暴走させる日々を送ることとなる。
 
紆余曲折はありながらも木嶋からから「正式に」交際の申し込みを受けた青はそれを受け入れ最後二人はめでたく恋人同士となった青と木嶋。そして3年生となり、青は受験先の福岡の国立大学での[[推薦入学|推薦入試]]における面接で、面接官に対し、自ら進んで自身の名前の由来を言ったのであった。
 
=== 淫らな青ちゃんは勉強ができない オトナ編 ===
推薦入試に無事合格し、青は[[福岡県|福岡]]で念願の一人暮らしを始めた青ることに。拓海青を追って福岡の専門学校に通うことになった拓海り、二人で同じマンションて青を心配かも隣同士で暮らる親バカな母・志緒美に翻弄される日々を送ることった
 
新生活早々に淫ら…と、高校生の頃以上に卑猥な妄想を爆発させる青。拓海の部屋で二人きり、そして…と思った瞬間、マンションの大家が現れる。実はその大家こそが何年も顔を合わせていなかった青の母親・志緒美であり、しかも青が通う大学の[[教授|客員教授]]ともなったのだった。福岡で彼氏とのラブラブな大学生活を目論んでいた青だったが、娘を心配する親バカな母親に翻弄される日々を送ることとなる。
 
果たして、念願の、拓海とセックスできるのか…?
 
== 登場人物 ==
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; 堀江 青(ほりえ あお)
: 声 - [[和氣あず未]]<ref name="animate181228">{{Cite news|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1545970322|title=『みだらな青ちゃんは勉強ができない』出演声優は、和氣あず未さん・寺島惇太さん・津田健次郎さんに! 3人のボイス入り第1弾PVも公開|newspaper=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2018-12-28|accessdate=2019-01-02}}</ref>
: 本作の主人公である女子高生。第1話時点で1年生。真面目な性格で常に勉強に励んでおり、周囲からは高嶺の花と認識されている巨乳(花咲曰く「Gカップ」)の美少女。名前は[[青姦]]にちなむが、言葉の本当の意味を知らずに自分の名前の由来を小学1年生の授業参観で堂々と発表してしまったことで、初めて本当の意味を知る。それからというものクラスメイトからは避けられるようになったことで人生を悲観視しており、名付け親の父親のことも憎むようになった。父親の影響で性知識は豊富に持ち合わせているものの、特に男性を「性欲の塊」と見なして交流を拒絶しており、恋愛経験は皆無。
: 小学生の頃から「家を出たい」と強く思うようになり、さらには中学生の時の体育大会で父親が勝手に教師や同級生の父母らに自著を配りまくった姿を見て嫌な思いをしたため、自宅からできるだけ離れた高校に電車通学している。なお、作中では[[江ノ島電鉄|江ノ電]]が描かれている。
: 家からできるだけ離れた有名国立大に合格して一人立ちするため、優秀な成績を維持していた。しかし、木嶋拓海に告白されて以降は自分が淫らな行為をされる姿などを妄想するようになり、志望校判定も悪化するなど勉学に支障をきたすようになる。ただ、木嶋拓海が自ら[[童貞]]であることを告白してからは、ある程度余裕をもちながら接することが可能となり、紆余曲折を経て木嶋拓海と共に難関大を目指すこととなる(とは言え青自身も[[処女]]である)。
: 拓海のことが頭から離られなくなったことで「木嶋のせいで勉強ができない」、一度、ハッキリと拓海をフってしまうが、結局は拓海が忘れられず、改めてお互いの気持ちを確認しあったことで、正式に交際の申し込みを受けたわけではないものの付き合うよういを続ける。ただ、推薦入試で学内推薦を得るため担任から海外留学を奨められ、2年生の夏休み期間中海外留学することを決意する。そして日本を発つ直前、[[成田空港]]のロビーで拓海から「正式に」交際の申し込みを受け、拓海とは恋人同士となる。それから、木嶋拓海にドン引きされたくない想いから中々父親の本当の職業を口に出せなかったが、最後に自身の名前の由来とともに思い切って告白。でも、木嶋拓海は薄々気付いており、あっさりと受け入れてもらう。ただ、受験も大事と、推薦入試で学内推薦を得るため2年生の夏休み期間中に海外留学も経験する
: 受験前にストレスから暴飲暴食で一時的に激太りするも、拓海のサポートもあり、再び元の体型に戻る。
: 自宅に母親がいないため、料理などの家事は青が全てこなしている。また、自宅では普段着は[[和服|着物]]であり、家事の際は[[割烹着]]姿である。
: 『オトナ編』からは、福岡の国立大学に通う女子大生。『花咲の知人』母親・志緒美が所有するマンションに住む。大学生になっても卑猥な妄想は相変わらずで、まともなデートはしたことないにもかかわらず、内心では拓海のカラダを求めている'''クズ'''になってしまっている。だが、実は拓海以外の男嫌い今も続いている。
; 木嶋 拓海(きじま たくみ)
: 声 - [[寺島惇太]]{{R|animate181228}}
: 赤毛が特徴の青の同級生。交友関係が広く、青曰く[[読者モデル]]をやっているらしく、青は勝手に「リア充キング」と称している。学校では[[サッカー]]部に所属しており、[[美容師]]の姉とアパートで二人暮らし。
: 実は入学式当日、式直前に校庭で転倒したはずみにコンタクトレンズを落として凹んでいた青と出会っている。そん自前のヘアメイクグッズでボサボサにっていた髪を直してあげたことで青に好意を抱き、同じクラスとなったが孤立気味だった彼女と積極的にコミュニケーションを取り続け、告白してからは正式な恋愛関係に至るために近づこうと努力する。拓海から言わせれば、青は「[[ツンデレ]]」「厄介」なのだが、それも含めて青のことが好き
: 派手な外見に似合わず性格はピュアかつ真面目であり、実は[[童貞]]で女性経験は乏しい。青とは良い雰囲気になっても体を気づかい何も行動を起こさないことが多いが、一度だけ情に流され青の部屋で性行為をしかけたことがあった(その場を花咲と矢部に覗かれていたことに気づき、結局は未遂に終わる)。最後2年生の夏休み前青に正式に交際の申し込み、晴れて青とは恋人同士となる。ただ、3年生では青と別のクラス
: 『オトナ編』からは、福岡の3年制の美容系専門学校に通う専門学校生。青と離れたくないため、福岡の3年制の美容系専門学校を青通う内緒で東京で地方受験していたのだったただ、花咲には前もって相談していたこともあり、青と同じマンションで、隣の部屋に住むことになった
; お父さん
: 声 - [[津田健次郎]]{{R|animate181228}}
: 青の父親。本名は不明。容姿はちんちくりんで、常に二頭身で描かれている。実は超難関大学であるT大学文学部卒のインテリであり、ペンネーム「堀江花咲」で知られる超売れっ子の官能小説家であるほかにも、テレビアニメの脚本や受験生向け作詞、オトナの英語の学習参考書会話本(但し内容はエロっぽい)、「フローラル・ホリ」名義で恋愛指南書も執筆するなど様々な分野で活躍している。そのため近所からは「快楽先生」と呼ばれ、家も「エロ御殿」と呼ばれる。木嶋拓海の存在を知ってからは拓海のことを気に入り、あの手この手で青との仲を推し進めようとする。拓海から福岡の専門学校に通うことを相談された際も大賛成した
; 高岡 雅(たかおか みやび)
: 声 - [[木村珠莉]]<ref name="animate190108">{{Cite news|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1546922585|title=TVアニメ『みだらな青ちゃんは勉強ができない』2019年4月“アニメイズム”にて放送決定!木村珠莉さん、近藤隆さんら追加声優情報も|newspaper=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2019-01-08|accessdate=2019-01-08}}</ref>
: 青の小学生時代の同級生で、青らとは別の「S女」に通う女子高生。花咲が認めるほどの美少女で、学園祭のミスコンでも優勝した。幼いころから自己主張が激しい一方で、純情な一面ももつ。合コンにて無理やり連れてこられていた木嶋拓海と出会い、好きな女性(青)がいることを話す彼の馬鹿正直さに惚れ、青に手を引くよう伝える。その後、愛読するフローラル・ホリ(花咲)の本を参考に木嶋拓海を落とそうと手を尽くすが失敗。しかし諦めることなく、青と連絡先を交換し、彼女木嶋拓海の関係に関わっていく。
: 実は作家志望で、自身の作品を矢部に見てもらったりしている。
; 矢部 総一郎(やべ そういちろう)
: 声 - [[近藤隆]]{{R|animate190108}}
: 花咲の大学の後輩で担当編集者。高学歴。原稿を待つ目的でエロ御殿に泊まることが多い。その関係で青とも既知の間柄であるが、(青が話さないのもあるが)木嶋拓海は青の父親の本当の職業を知らなかったこともあり、木嶋拓海からは始め警戒される。
; 上原 将生(うえはら まさき)
: 声 - [[白井悠介]]{{R|animate190108}}
: 木嶋拓海の友人。青に一途な木嶋拓海とは対照的に女性関係は派手で、木嶋拓海を狙う雅を口説くなど軽い性格をしている。
; 米塚 周平(よねづか しゅうへい)
: 声 - [[深町寿成]]{{R|animate190108}}
: 木嶋拓海の友人。真面目な性格で、彼女持ち。
; 金子 碧(かねこ みどり)
: 雅の高校の文化祭を訪れた際に、青と木嶋拓海が出会った女子生徒。クールな雰囲気と、トップ93センチ・アンダー65センチという青を上回るHカップの巨乳が特徴。当初は木嶋拓海を狙っていると青に思われていたが、実は青を狙っており、一度青を襲うも断られる。
; 木嶋 美月(きじま みつき)
: 拓海の年の離れた(昼間から自宅で飲酒しているシーンがある)。[[美容師]]をしているため色々と顔が広く、[[ハロウィン]]ではクラブを借り切って仮装パーティーを催したりして。クールな印象だが弟思いの良き姉であり、弟には時折アドバイスをするほか、学校にヘアメイクグッズを持たせたりもしている(これもきっかけで拓海は青と接点ができた)。
; 堀江 志緒美(ほりえ しおみ)
: 『オトナ編』から登場した青の母親。『花咲の知人』とは実は志緒美のことで、青、拓海が住むマンションの大家でもある。本業は研究者(但し内容は不明)で、偶然?にも青が通う大学に客員教授として招かれ、勤務することに。自身も娘同様ゲスな妄想をして拓海を警戒しており、娘が『変な方向』に行かないか、厳しく監視している。仕事の関係で長く家を空けているため花咲とは夫婦別居の状態犯罪まているが、娘福岡で盗聴やデート生活のために二人妨害まサポートするなど夫婦仲は悪くない(ただ、結婚前に交際していた頃のエピソードを小説のネタにされたこともあって、花咲には辟易厳しく監視している面もある)
: 自宅は青が2歳の頃から留守がちとなり、主に海外で仕事を続けており、特に青が高校生となってからは全く帰宅しなくなった(『オトナ編』で初登場なのはそのため)。仕事の関係で長く家を空けているため花咲とは夫婦別居の状態が続いているが、娘の福岡での生活のために二人でサポートするなど夫婦仲は良好。だが、結婚前に交際していた頃のエピソードを小説のネタにされたこともあって、花咲には辟易している面もある。花咲自身、妻に対してペンネームである「花咲」を名乗り、自身も夫のことは「花咲さん」と呼ぶ。娘に対しては、幼い頃から「男は野獣」と言い聞かせた一方で、「アオカンはいいもの」とも言い聞かせたアオカン肯定派である。
: 娘同様、巨乳。しかも、拓海から言わせれば「青に似て、ツンデレ、厄介」な性格。
; 田畑 結衣(たばた ゆい)
: 青が通う大学の同級生。美人でギャルっぽい印象のため、目立つ存在。入学式の直後、母親に絡まれて困っていた青に助け舟を出したことで知り合い、その後青とは友達となる。
: 気に入らないことは、相手が誰であれ口にするタイプ。青を誘って参加したサークルの新人歓迎コンパの席でも、他の大学の先輩の男子学生に対して堂々と終いにはケンカ腰になりながら意見して張り合った。
: ただ、自身に近寄ってくる男はカラダ目当てのクズばかりと青に愚痴っており、男運はあまり無さげ。
 
== 書誌情報 ==
* [[神田はるか|カワハラ恋]] 『淫らな青ちゃんは勉強ができない』 [[講談社]]〈マガジンエッジKC〉、全8巻
*# 2016年6月17日発売<ref>{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047825|title=『淫らな青ちゃんは勉強ができない(1)』(カワハラ 恋)|work=講談社コミックプラス|accessdate=2019-01-02}}</ref>、ISBN 978-4-06-391015-5
*# 2016年11月17日発売<ref>{{Cite web|url=http://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000047849|title=『淫らな青ちゃんは勉強ができない(2)』(カワハラ 恋)|work=講談社コミックプラス|accessdate=2019-01-02}}</ref>、ISBN 978-4-06-391039-1