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: [[声優|声]] - [[水樹奈々]]
: 演-[[宮原華音]]
: 本作の主人公。普段は少しドジっ娘でおっとりした私立三荊学園に通う高校2年生。〈古きもの〉と呼ばれる怪物を狩る「務め」を行う浮島神社の巫女。普段は眼鏡をかけている(劇場版は掛けてない)。スポーツ万能で長身かつスタイルが良いが、それを鼻に掛けることもなく周囲からは慕われている。一方で家の中では小さな段差に蹴躓いたり、登校中頻繁に道端で転んでは顔に擦り傷を作るため父の唯芳から心配されている。日常で体験した何気ない出来事を歌にしては登下校時に口ずさむ趣味がある。父を盲目的とも言えるほど慕っており、自身の務めは「そう約束したから」だと思い込んでいる。
: 「務め」を行っている際は普段の性格は微塵も見せなくなり、〈古きもの〉に唯一対抗できる「御神刀」を用いて、彼らを仕留めている。戦いではしばしば苦戦を強いられるものの、負傷してもすぐに回復する体質の持ち主。さらには怒りによって目が赤い異形の瞳と化すと、身体能力と攻撃力が急激に上昇し、〈古きもの〉個体毎の弱点や特質も瞬時に見抜ける{{#tag:ref|ノベライズ版では、御神刀を手にして[[祝詞]](のりと)を唱えることで、秘めた力を解放するという設定になっている<ref>[[#CITEREFノベライズ版|ノベライズ版]]、33,72,376頁。</ref>。祝詞は文人が設定したもので、小夜本来の力の一部を限定的に解放するものであるとされる<ref>[[#CITEREFノベライズ版|ノベライズ版]]、376-377頁。</ref>。|group="注釈"}}。
: 正体は、〈古きもの〉の血肉を糧とする人間の姿をした〈古きもの〉の上位種。このため、頭部を半分失うほどの負傷からでも再生することができる。「更衣小夜」としての記憶は全て偽りのため、母親の記憶も高校1年生以前の想い出も一切持っていなかった。過去に文人に捕らえられて偽の記憶を植えつけられ、実験の主役に仕立て上げられた。小夜という名は本名であるものの、「更衣」という姓は偽りで、「衣替え」と「記憶を書き換える」ことを掛けた文人の悪趣味な趣向により付けられたものである。
: なお現在の明るい性格は文人に偽の記憶を植えつけられた影響によるもので、本来の性格は感情を表に出さない無口でクールな少女。
: 香奈子が利己的な理由で文人を裏切り、独断で小夜に残酷な真実を突きつけた結果、本来の自分を取り戻すことになる。その際には自身が人間でないことを理解しても一種の情が存在し、一連の「茶番劇」を企てた文人への憤慨とともに、〈古きもの〉に襲われた香奈子の救出を試みたり、逸樹の死を悼むそぶりも見せた。また唯芳の今際の際もそれまでと変わらず「父様」と呼び、その死に涙を流した。テレビアニメ版の結末では、町から逃亡する文人を仕留めようと刀を振りかぶった際に左目{{#tag:ref|ノベライズ版では額を撃ち抜かれているが<ref>[[#CITEREFノベライズ版|ノベライズ版]]、405頁。</ref>、蘇生する。|group="注釈"}}を撃たれた後、スカートの裾を破った布を[[眼帯]]として身に着ける。