「カレリア (シベリウス)」の版間の差分

劇音楽としての『カレリア』を追加。組曲の紹介・編成・演奏時間に一部追記。
(劇音楽としての『カレリア』を追加。組曲の紹介・編成・演奏時間に一部追記。)
:劇の第3景、[[リトアニア]]の王女ナリモンドがカレリアの住民から税を取り立てていた時代の場面の音楽。ほぼ1つの主題の繰り返しからなる。
;第2曲:バラード
:劇の第4景、ヴィープリの場内で[[吟遊詩人]]が歌う場面の音楽。コーラングレのソロが有名だが、この旋律は原曲では[[バリトン]]独唱とホルン入った担当
;第3曲:行進曲風に(アラ・マルチャ)
:劇の第5景、16世紀の場面の音楽。2つの主題からなる行進曲。
 
== 劇音楽としての『カレリア』 ==
1893年の初演後まもなく、シベリウス自身はこの曲の譜面を廃却したが、初演を担当したヘルシンキ交響楽団の首席指揮者であったRobert Kajanusが、自筆譜の一部などを保存していた。後年、フィンランドの作曲家[[カレヴィ・アホ]]によって不足分の譜面が補筆され、1997年に[[BISレコード]]によって全曲が世界初録音された(BIS-CD-915)。それによると、作品全体は序曲および計8幕(第7幕と8幕は続けて上演)10曲で構成され、途中2曲で声楽が導入されている(第1幕で男性民謡歌手による重唱、第4幕でバリトン独唱=組曲版の第2曲に相当)。なお、この序曲は『カレリア』序曲op.10とほぼ同一であるが、劇音楽の方が概してテンポ指定が速いなど、若干の違いがある。
 
== 編成 ==
*組曲 ― 序曲の編成に[[コーラングレ]](ホルンで代用してもよいとされているが、実際に代用されることはほとんどない)と[[シンバル]]が加わる。
 
※原曲の劇音楽版では男性民謡歌手重唱と[[バリトン]]独唱が入る。(バリトン独唱の代わりに用いられている)組曲版のコーラングレは使用されない
 
== 演奏時間 ==
*序曲 ― 約10分
*組曲 ― 第1曲:約3分、第2曲:約7分、第3曲:約4分、計:約14〜15分
*劇音楽 ― BISによる録音では約50分
 
== 脚注 ==
*作曲家別解説ライブラリー18 北欧の巨匠([[音楽之友社]])
*シベリウス生涯と作品(1967年)菅野浩和
*BIS-CD-915 ライナーノーツ(劇音楽版)
 
== 関連項目 ==
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