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==== 旧黄綬褒章 ====
旧黄綬褒章は、[[1887年]](明治20年)[[3月14日]]黄綬褒章臨時制定ノ件(明治20年<ref>『官報』161117)により私財ヲ献納シ詔勅」1887年3月25日。</ref>に始まった防海ノ事業ヲ賛成スルモノニ授与スル」費献納運動([[沿岸]][[防衛]]事業への私財提供運動に賛同した者への賞与して、黄綬褒章臨時制定ノ件(明治20年勅令第16号)により定められ、政府内規では、千円以上の献納者には銀製の章を、1万円以上の献納者には金製の章を授与することとされた<ref>{{国立公文書館デジタルアーカイブ|M0000000000001717763|防海費献納者賞典内規ヲ定ム|type=}}、2019年6月13日閲覧。</ref>。このときの受章第1号は、それぞれ金章が[[松平茂昭]]、銀章が中井新右]]であった<ref>『官報』第1218号「彙報」1887年7月21日</ref>。防海費献納運動は一時的なも後数年間で、私財献納の願出授章さ同年9月30日で締め切ら<ref>『官報』第1229号「宮内省達第4号」1887年8月3日。</ref>、褒章の授与は願い出もの上で献納を済ませた者から順に行われていき、[[1894年]](明治27年)1月10日[[荻野六郎]]を最長らく途絶えた<ref>『官報』第3160号「彙報」1894年1月13日。</ref>。1947年(昭和22年)の[[内閣官制の廃止等に関する政令]](昭和22年政令第4号)により根拠勅令とともに廃止された。
 
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MET 06 446 F.jpeg|旧金製黄綬褒章(金製
MET 06 447446 FB.jpeg|旧金製黄綬褒章(銀製
MET 06 447 F.jpeg|旧銀製黄綬褒章(表)
MET 06 447 B.jpeg|旧銀製黄綬褒章(裏)
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