「大宮駅 (埼玉県)」の版間の差分

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[[画像:JR Omiya Station East Exit.JPG|thumb|right|300px|東口(2014年8月11日)]]
[[画像:Omiya Station whole view.jpg|thumb|right|300px|大宮駅構内を[[大栄橋]]から眺める。一番手前が東武野田線(東武アーバンパークライン)ホーム。その奥にJR在来線の構内が広がる。背後に見える高架駅は東北・上越新幹線ホーム。その向こうにはそごう大宮店の13階部分が見えている。]]
'''大宮駅'''(おおみやえき)は、[[埼玉県]][[さいたま市]][[大宮区]][[錦町 (さいたま市)|錦町]]にある、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)・[[東武鉄道]]・[[埼玉新都市交通]]の[[鉄道駅|駅]]である。
 
== 概要 ==
JR大宮駅は[[新幹線]]・[[在来線]]ともに[[東京]]と[[東北地方]]・[[信越地方]]を結ぶ路線の分岐点に位置する。乗り入れ路線数が[[東京駅]]に次いで全国2位。 [[東北新幹線]]・[[上越山形新幹線]]・[[北陸秋田新幹線]][[長野北海道新幹線]]・[[秋田上越新幹線]]・[[山形北陸新幹線]]・[[京浜東北線]]・[[宇都宮線]]・[[高崎線]]・[[埼京線]]・[[川越線]]・[[東武野田線]]|東武野田線(東武アーバンパークライン)]]・[[埼玉新都市交通]]・[[伊奈線|埼玉新都市交通伊奈線|伊奈線]](ニューシャトル]]の13路線<ref>{{Cite web|title=駅の情報(大宮駅):JR東日本|url=https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=350|website=www.jreast.co.jp|accessdate=2019-06-18}}</ref>12、乗り入れ路線数は東京駅に次いで全国2位。さらに[[湘南新宿ライン]]と、朝夕に乗り入れる[[武蔵野線]]を合わせると計1415路線となるなど、その乗り入れ路線数、1日の乗降者数において、[[埼玉県]]内のみならず全国でも常に十指に入るほどの巨大[[ターミナル駅]]であり、名実ともに県下最大の中心駅として機能している。新幹線、在来線ともすべての営業列車が停車しており、2017年7月以降の多客期には、東北新幹線において大宮駅始発・終着となる臨時「[[はやぶさ (新幹線)|はやぶさ]]」が新たに設定された。<ref>{{Cite news|title=東北新幹線と北陸新幹線の直通列車、10月に2往復運転 - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」|date=2018-08-05|url=https://www.traicy.com/20180805-shinkansentour|accessdate=2018-10-09|language=ja-JP|work=トラベルメディア「Traicy(トライシー)」}}</ref>
 
また、当駅北側に[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)[[大宮総合車両センター]]・[[日本貨物鉄道]](JR貨物)[[大宮車両所]](旧・大宮工場)、南側に[[大宮操車場]]が置かれ、2007年10月14日にはJR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、大宮総合車両センターに隣接した[[鉄道博物館 (さいたま市)|鉄道博物館]]も開館した。このように旧[[日本国有鉄道]](国鉄)時代から数多くの鉄道施設が立地し、駅周辺は「鉄道の街」としてのみならず、県内有数の市場規模を誇る巨大[[商圏]]としても広く認知されている。
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開業当時、[[大宮宿]]から離れると、243戸の家しかなかったことや、当時としては駅を造ると、駅間距離が短くなってしまう(当時の[[蒸気機関車]]は牽引力が低かったため、短い間隔での駅設置はしないことが基本だった)ことが原因であった。
 
しかし、白井助七(後大宮町長)ら地元有志は町のこれ以上の衰退を危惧して、駅の敷地のために土地を提供すると提示して、駅の誘致運動を始めた。白井の尽力を記念して、[[さいたま市民会館おおみや]]に隣接する児童公園・山丸公園には、白井を顕彰する記念碑と[[蒸気機関車]][[国鉄C12形蒸気機関車|C12 29号機]]が置かれ、大宮ソニックシティ前の鐘塚公園には、白井の胸像が設置されている。
 
上野駅から[[青森駅]]へ向かう、現在の[[東北本線]]を建設する際に、[[高崎駅]]・[[前橋駅]]へ向かう路線のどこから分岐させるかが問題になった。[[浦和市|浦和]]・[[大宮市|大宮]]・[[熊谷市|熊谷]]の3案があった。熊谷案は当時最大の輸出品目である繊維産業の中心地である[[桐生市|桐生]]・[[足利市|足利]]を経由するなどといった理由で、具体的検討がなされた。
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* [[1983年]](昭和58年)[[12月22日]]:埼玉新都市交通 大宮 - 羽貫間が開業。
* [[1985年]](昭和60年)
** [[3月14日]]:東北・上越新幹線上野 - 大宮間が延伸開業し、暫定始発駅としての役割を終える。
** [[9月30日]]:建設当初「通勤新線」と呼ばれていた国鉄埼京線が開業し、国鉄川越線大宮 - 川越間との直通運転開始。
* [[1987年]](昭和62年)[[4月1日]]:[[国鉄分割民営化]]に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅になる。
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|4 = Dila大宮
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当駅には[[東日本旅客鉄道|JR東日本]][[東武鉄道]][[埼玉新都市交通]]の3事業者が乗り入れている。埼京線・川越線以外のJR在来線と東武野田線(東武アーバンパークライン)のプラットホームが地上に並び、その上に乗り換え通路を配置する橋上駅の構造で、地上2階に埼玉新都市交通(ニューシャトル)のりば、地上3階にJR新幹線のりば、地下1階にJR埼京線・川越線のりばがある。乗り換えコンコースは中央自由通路を挟んで南北にあり、それぞれ商業施設が設置されている。鉄道会社相互の連絡[[改札|改札口]]はなく、乗り換えには一度改札の外に出る必要がある。また、JRの南北コンコース間の直接の行き来は不能できないので、一度いずれかのホームに降りて移動しなければならないただし、それぞれのコンコースからすべてのJRホームへ移動が可能で、いずれも自由通路へ通じる改札口もあるため、反対側のコンコース・店舗に用事がある場合を除き、問題い構造である。改札の外から新幹線のりばに直接入れる改札口はなく、一度在来線の改札口を通って新幹線の改札乗換口を通らないとならないる必要がある。<ref>{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/estation/stations/350.html|title=JR東日本:駅構内図(大宮駅)|accessdate=2018-10-09|website=www.jreast.co.jp|language=ja}}</ref>
 
中央自由通路は駅ビル「[[ルミネ]]」と一体化しており、また、[[みどりの窓口]]と[[びゅうプラザ]]を一体化した窓口の他、商業施設が通路沿いに設置され、通路中央には観光案内所を兼ねたインフォメーションセンターがある。中央改札(南北)前には駅開業100周年と[[埼京線]]開業記念として[[エヌケービー#公益財団法人 日本交通文化協会|日本交通文化協会]]の発注により[[伊藤隆道]]が制作した金属製の大型オブジェ「行きかう・線」があり、公募によって命名された「まめの木」の愛称で呼ばれ、主要な待ち合わせ場所として利用されている。当駅の営業時間は、みどりの窓口は6:00-22:00、びゅうプラザは10:30-19:00(休日は閉店が30分繰り上げ)、指定席券売機は改札内に設置されている2か所は6:00-23:15・改札外に設置されている3か所は初電車-23:50(インターネット予約の受取りは[[えきねっと]]が5:30-23:00・[[e5489]]が4:30-23:20)。<ref>{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=350|title=駅の情報(大宮駅):JR東日本|accessdate=2018-10-09|website=www.jreast.co.jp|language=ja}}</ref>当駅は北陸新幹線が停車するため、JR西日本の[[e5489]]が受け取り可能となっている。<ref>{{Cite web|url=https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/|title=e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット|accessdate=2018-10-09|website=www.jr-odekake.net|language=ja}}</ref>[[駅ナカ]]商業施設として、南側には[[エキュート#エキュートがある駅|エキュート大宮]]<ref>{{Cite web|url=https://www.ecute.jp/omiya/shop/floormap|title=ショップ一覧/フロアマップ|エキュート大宮|楽しいことがキュ~っと詰まっている駅、エキュート|accessdate=2018-10-09|website=www.ecute.jp}}</ref>、北側には[[Dila#Dila大宮|Dila大宮]]<ref>{{Cite web|url=http://www.ekipara.com/building/DI000OMY.html|title=Dila大宮|accessdate=2018-10-09|website=www.ekipara.com}}</ref>がある。
当駅の営業時間は、みどりの窓口は6:00-22:00、びゅうプラザは10:30-19:00(休日は閉店が30分繰り上げ)、指定席券売機は改札内に設置されている2か所は6:00-23:15・改札外に設置されている3か所は初電車-23:50(インターネット予約の受取りは[[えきねっと]]が5:30-23:00・[[e5489]]が4:30-23:20)。<ref>{{Cite web|url=http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=350|title=駅の情報(大宮駅):JR東日本|accessdate=2018-10-09|website=www.jreast.co.jp|language=ja}}</ref>当駅は北陸新幹線が停車するため、JR西日本の[[e5489]]が受け取り可能となっている。<ref>{{Cite web|url=https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/|title=e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット|accessdate=2018-10-09|website=www.jr-odekake.net|language=ja}}</ref>
[[駅ナカ]]商業施設として、南側には[[エキュート#エキュートがある駅|エキュート大宮]]<ref>{{Cite web|url=https://www.ecute.jp/omiya/shop/floormap|title=ショップ一覧/フロアマップ|エキュート大宮|楽しいことがキュ~っと詰まっている駅、エキュート|accessdate=2018-10-09|website=www.ecute.jp}}</ref>、北側には[[Dila#Dila大宮|Dila大宮]]<ref>{{Cite web|url=http://www.ekipara.com/building/DI000OMY.html|title=Dila大宮|accessdate=2018-10-09|website=www.ekipara.com}}</ref>がある。
 
[[事務管理コード|事務管コード]]は▲451018{{Refnest|group="注釈"|おもにJR東日本の事務管コードでは、大宮支社の45ではじまるコード番号を使うこともある。}}または▲441018<ref>日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。</ref>を使用している。