「九八式装甲運搬車」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2019-06-15}}
{{戦闘車両
| 名前=九八式装甲運搬車 ソダ
| 画像=[[Image:Type 98 So-Da.jpg|250px]]
| 画像の説明=
| 全長= 3.81[[メートル|m]]
| 全幅= m1.92m
| 全高= m1.61m
| 重量= 自重 4.5 05[[トン|t]](自重)<br />全備重量 5.2t
| 乗員数= 2名+兵員
| 乗員配置=
| 装甲= 前面 12[[ミリ|mm]]、側面 10mm
| 主武装= 非武装
| 副武装=非武装
| 備考= 最大積載量 約1t
| 速度= 40[[キロメートル毎時|km/h]]
| 整地速度=
| 不整地速度=
| エンジン= 空冷直列4気筒ディーゼル
| 出力= 最大 65[[馬力|hp]] / rpm
| 懸架・駆動=装軌式
| 行動距離= [[キロメートル|km]]
| 出力重量比=
| 出典=[[#佐山|佐山(2002年)]]、574-575頁。
| 出典=
}}
'''九八式装甲運搬車'''(98しきそうこううんぱんしゃ)は、[[第二次世界大戦]]において[[大日本帝国陸軍]]が使用した装甲輸送車両。[[九七式軽装甲車]]を原型とし、最前線での弾薬輸送や[[砲兵トラクター|火砲牽引]]として開発された。
 
== 解説 ==
[[ファイル:The British Army in Burma 1945 SE1986.jpg|thumb|250px|ビルマ戦線でイギリス軍に鹵獲された九八式装甲運搬車]]
日本陸軍は、最前線での弾薬輸送車両として、トレーラー牽引式の[[九四式軽装甲車]]を制式化していた<ref >[[#斉藤|斉藤(1992年)]]、57頁。</ref>。しかし、九四式軽装甲車は実際には[[豆戦車]]として使用されることが多かったため、その後継車両の九七式軽装甲車は当初から豆戦車として開発することになった。そして、弾薬輸送用には、九七式軽装甲車の設計を流用した専用車両が別に開発されることとなった。その結果、[[1938年]]([[昭和]]13年、[[皇紀]]2598年)に制式化されたのが九八式装甲運搬車である。
 
九八式装甲運搬車は、九七式軽装甲車とは異なってオープントップ構造で、の開発試案のうち[[砲塔エンジン]]などを車体前部固定武装も装備され操縦席右側に配置した第一案を原型としていないる<ref name="saito116">[[#斉藤|斉藤(1992年)]]、116頁</ref>。この第一案は1937年(昭和12年)9月に[[エンジン池貝自動車製造]]([[池貝|池貝鐵工所]]の配置子会社、後の[[小松製作所]]川崎工場)が試作したのであるが、操縦手と車長の連携が難しくなることや車内温度の上昇が激しいことが問題視されて、九七式軽装甲車では車体後部だ不採用となった形式であった<ref >[[#斉藤|斉藤(1992年)]]87頁。</ref>。エンジンを車体前部に配置したこ変更されている。で、空いた車体後部を利用して物資搭載用のオープントップの装甲貨物室が確保されており九四式軽装甲車のようなトレーラー式ではなくなった。車体後部に扉が設けられており、助手席から後扉を開けて弾薬などの物資を突き落とすことで、乗車したまま最前線でも安全に荷卸ができるようになっていた<ref name="saito116" />
 
九七式軽装甲車とは異なって、[[砲塔]]などの固定武装を装備されていない。
車体後端には火砲牽引用のフックがあり、[[一式機動四十七粍速射砲|一式47mm速射砲]]の牽引が可能だった。[[試製五十七粍速射砲|試製57mm速射砲]]の牽引実験も行われている。小型の装甲牽引車という性格は、[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[T-20 (装甲牽引車)|コムソモーレツ牽引車]]に相当する。
 
車体後端には火砲牽引用のフックがあり、[[砲兵トラクター]]として[[一式機動四十七粍速射砲|一式47mm速射砲]]の牽引が可能だった。[[試製機動五十七粍速射砲|試製57mm速射砲]]の牽引実験も行われている<ref name="saito116" />。小型の装甲牽引車という性格は、[[ソビエト連邦|ソ連]]の[[T-20 (装甲牽引車)|コムソモーレツ牽引車]]に相当する<ref name="saito116" />
実戦では[[太平洋戦争]]中の[[ビルマの戦い|ビルマ戦線]]などに投入されている。
 
実戦では[[太平洋戦争]]中の[[ビルマの戦い|ビルマ戦線]]などに投入されている<ref name="saito116" />
== 出典 ==
 
<references />
== 関連車両 ==
同系統の九七式軽装甲車の派生車両として、[[一〇〇式観測挺進車]](テレ)がある<ref>[[#佐山|佐山(2002年)]]、252頁。</ref>。
 
また、九八式装甲運搬車の弾薬輸送任務と、一式機動四十七粍速射砲の牽引車としての任務を兼ねた同系統の車両として、試製一式小型牽引車(ソケ)が、1941年(昭和16年)3月に研究開始された。1944年(昭和19年)に本車と同じく池貝自動車製造によって試作車が製作されている<ref>[[#佐山|佐山(2002年)]]、350頁。</ref>。
 
== 出典脚注 ==
{{Reflist|2}}
 
== 参考文献 ==
{{Commonscat|Type 98 So-Da}}
* {{Cite book|和書|author=斉藤浩(編)、宗像和弘(本文)|title=帝国陸海軍の戦闘用車両 |publisher=デルタ出版 |series=別冊戦車マガジン〉、 |date=1992年。 |ref=斉藤}}
* {{Cite book|和書|author=佐山二郎 |title=機甲入門-機械化部隊徹底研究 |publisher=光人社 |series=光人社NF文庫 |date=2002 |ref=佐山}}
 
{{第二次世界大戦の日本の装甲戦闘車両}}
{{weapon-stub}}
{{DEFAULTSORT:98しきそうこううんはんしや}}
[[Category:大日本帝国の装甲戦闘車両|98 そうこううんはんしや]]