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=== 製紙原料 ===
現在の中国[[新疆ウイグル自治区]]にある[[ホータン地区|ホータン]]周辺の地域では、[[ウイグル|ウイグル人]]の手工業によって現在も桑の皮を原料とした紙(桑皮紙)の製造が行われている<ref>[https://artdonguri.g2.xrea.com/ 長瀬香織「桑皮紙 (そうひし) 新疆ウイグル自治区(和田)ホータン」] http://www.geocities.jp/gatcha28/profile/cn16/pg66.html</ref>。伝承では、[[蔡倫]]よりも古く、2000年以上の製紙歴史があると言われているが<ref>劉、張、劉『新疆概覧 シルクロードの十字路』、430-433頁</ref>、すでに宋の時代(12世紀頃)、和田の桑皮紙は[[西遼]]の公文書等で使用されていた。新疆では、清及び民国期の近代に至るまで、紙幣や公文書、契約書等の重要書類に桑皮紙が広く使用されていた<ref>[https://read01.com/d4xNA2.html 新疆桑皮紙製作工藝及傳承意義 https://read01.com/d4xNA2.html]</ref>。
 
中国の[[元 (王朝)|元王朝]]では、紙幣である[[交鈔]]の素材としてクワの樹皮が用いられた<ref>[[植村峻]] 『お札の文化史』 NTT出版、1994年。 p.10-11</ref>。中国[[広西チワン族自治区]][[来賓市]]などでは、養蚕に使うために切り落とすクワの枝を回収して、[[製紙]]原料にすることが実用化されている。新たに年産20万トンの工場建設も予定されている<ref>{{Cite web|date=|url=http://www.gx.xinhuanet.com/dtzx/2011-12/13/content_24319783.htm|title=年产20万吨桑杆造纸项目拟落户来宾|publisher=新华网|language=中国語 |accessdate=2011年12月30日 }}</ref>。